TBS系ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」の第十話のあらすじをまとめました。
日高陽斗と望月彩子の入れ替わりが成功し、日高は望月彩子を庇う為に殺人を行ったと全ての罪を被る事を決意!
望月彩子は日高を冤罪から救う事ができるのでしょうか?
感動の最終回!
※ドラマのネタバレを含みます。
「天国と地獄」第十話のあらすじ
刑事の河原(北村一輝)によって、日高陽斗が、そして望月彩子は逃亡ほう助の疑いで逮捕された。
そして、東朔也の知り合いという事で陸も参考人として連行された。陸は、東朔也が落としたSDカードを拾って隠していた…。
取り調べを受ける望月彩子だったが、八巻の証言と一致していた為、解放される。
そして、日高陽斗の取り調べが始まる。何故か日高陽斗は自分が単独犯だと自供し始め、
捜査も日高陽斗を主犯として動き出すことになった。
望月彩子は、自分を庇う為に日高陽斗が罪を被ったのではないかと気づき、真実を明らかにするために動き出した。
東朔也が真犯人の証拠となる、鑑識と証拠品の再調査を始めた。
日高陽斗は、供述の際に田所仁を殺した時に抜き取ったSDカードを捨てたと言った。
また、久米の犯行については、日高陽斗が殺したところに東朔也が入ってきたと言い逃れる。
しかし、河原は日高陽斗が実際に殺していない事は見抜いていた。
そして、望月に対し、「今のままだと日高が単独犯で成立している。本当はやっていないのにね…」と言うのだ。
「誰かが腹をくくれば済む話じゃないんですかね?」「誰かが一言声かければ…」と言い放った。
望月は、SDカードがあれば日高の無実が晴らせると気づき、陸に見覚えがないか連絡する。
しかし、陸はSDカードが見つからなければ、日高が望月の為に罪を被る予定だと聞き、SDカードの存在は知らないと言ってしまった。
望月の元に、日高の秘書である五木から連絡があった。「もう戻ったんですか?という事は、日高くんは捕まったのですか?」という問いに、全て本当の事を話す決意をする。
望月は日高の留置所を訪れ、「全部本当の事を話して。お父さんや(妹の)優菜ちゃん、コアースの人の事も考えて」と伝える。
日高はその場では「分かった」と言ったが、供述確認の際に「間違いない」と言い罪を被ろうとした。
河原は、「もう一人協力者がいるだろう、望月彩子が…」と問い詰める。そして「望月彩子の部屋から、殺人に使われた証拠品が見つかった」事を詰め寄ると、
日高は、「そりゃそうですよ。私が隠したんですから」と言い逃れた。
その頃、証拠品の中に東朔也が毎日同じパン屋の袋を持っている映像を見つけ、望月は東朔也が近くのネットカフェでPCを使っていたのではないかと気づき、ネットカフェに向かった。
そのネットカフェで、東朔也が殺人現場の状況が写ったSDカードのデータを消去した事を聞き呆然とする。
その頃、陸は東朔也が死の直前に、日高陽斗を助けてくれ!と言って死んだ事を思い出し、SDカードを鹿児島警察署に提出する。
SDカードには、事件の真相にたどり着く動画が入っていた。
そして、それを提出しようとする八巻に、五十嵐管理官は、「黙って見てろ…。目指すところは河原も望月も同じだ」と立ちはだかる。
河原は、供述書を日高の前で読み上げ、「(兄の罪を被ることで)お兄ちゃんの声を奪う権利があるのか?女一人の為に」と言う。
そこへ、望月が取り調べ室に入って来て、東朔也が犯人である動画をつきつけた。
河原は、「後は任せる」と言って退出する。
「お待たせ」と言って入ってきた望月は、東朔也が自供をする動画を日高に見せた。
それでも、日高は「自分がやった」と言い張る。
望月は「私は10歳の時に警察官になると決めました。理由は罪を着せられたから。そんな私が冤罪を見過ごしたら、私の正義は無くなる。私を守る為なら本当の事を言って」と言い、
ついに日高は罪を犯していない事を認めた。
陸は鹿児島から帰ってきたが、日高の罪が晴れた事を確認し、それを最後に望月彩子の元から去っていった。
日高は連続殺人のほう助として裁かれ、刑3年の実刑判決となった。
望月彩子と八巻は警察学校の勤務となり、月日は過ぎて行った。そんな満月のある日、出所した日高から携帯に連絡が来る。
歩道橋の上で待ち合わせた日高から紙袋を手渡される。中には、凶器となった奄美大島の石が入っていた。それは、日高兄弟の母の形見でもあった。
日高は、今に思うと、入れ替わりは母の願いではなかったのではないかと言う。間違っていく兄弟をあるべき姿に戻してくれという母の願いだと。そして、入れ替わったのが望月で良かったとお礼を伝えた。
その場を立ち去る2人だったが、またお互いが入れ替わっている事に気づき振り返る。
望月<日高>は、「とりあえず、今のお勤めはどちらですか?」というラストで終わった。
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