ジャニー喜多川氏の性加害問題で渦中にいる、ジャニーズ事務所。
藤島ジュリー景子氏の謝罪動画や、東山紀之さんのコメントなど、連日さまざまな動きがありますね。
長年圧倒的な地位を築いてきた、大手芸能事務所ジャニーズですが、崩壊の危機にあると言われています。
今回は、ジャニーズ事務所の崩壊の理由について調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
ジャニーズ事務所の崩壊の理由は?
芸能界の二大巨頭と呼ばれる「ジャニーズ帝国」ですが、創業者のジャニー喜多川氏の死後、明らかに崩壊の一途を辿っています。
崩壊の理由について、順番に見ていきましょう。
理由①SMAP解散
2016年12月に解散した、SMAP。香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんは翌年ジャニーズ事務所を退社しています。
ジャニーズ事務所内での派閥が問題とされていますが、それ以降、相次いでタレントが事務所を去っています。
- 山口達也(TOKIO)2018年5月退社
- 今井翼(タッキー&翼)2018年9月退社
- 渋谷すばる(関ジャニ∞)2018年12月退社
- 錦戸亮(関ジャニ∞)2019年9月退社
- 中居正広(SMAP)2020年3月退社
- 手越祐也(NEWS)2020年6月退社
- 山下智久 2020年10月退社
- 錦織一清(少年隊)2020年12月退社
- 植草克秀(少年隊)2020年12月退社
- 長瀬智也(TOKIO)2021年3月退社
- 岩橋玄樹(King&Prince)2021年3月退社
- 近藤真彦 2021年4月退社
- 森田剛(V6)2021年11月退社
- マリウス葉(SexyZone)2022年12月退社
- 三宅健(V6)2023年5月退社
- IMPACTorsの全メンバー 2023年5月退社
それぞれ退所の理由は違いますが、ジャニーズ事務所の一時代を築いたメンバーが、相次いで退所しているのは異常事態ですね。
おのずと、そのタレントを応援していたファンも離れていき、ジャニーズ帝国崩壊に拍車がかかっているように思えます。
理由②ジャニー喜多川氏の死
絶対的存在だったジャニー喜多川氏の死は、帝国崩壊に大きな影響を与えたでしょう。
ジャニー喜多川氏は、所属タレントから慕われ、尊敬されており、カリスマ性がありましたね。
しかし、藤島ジュリー景子さんとのエピソードを話しているタレントは、ほとんど見たことがないですね。
絶対的カリスマを失ったことは、ジャニーズにとって大きな損失でしょう。
事務所内、芸能界でのバランスも崩れ、タレントたちが相次いで退社したのも、関係していると思います。
理由③キンプリ分裂
人気グループのKing&Princeの平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんが、2023年5月をもってグループを脱退することとなりました。
キンプリはCDの売上もよく、ライブも好調で、ファンクラブ会員も増えていました。
100万人を超えるファンを抱えていたので、今後2人体制になってから、人気が下降するのは必須でしょう。
特に、エースの平野紫耀さんが退社までするというのは、崩壊を意味すると言っても過言ではありません。
脱退理由は、“海外進出に関して意見の相違”ということですが、ファンの間では“陰謀論”も飛び交っています。
さらに、2023年5月には、7人組ユニット・IMPACTorsの全メンバーが退所、5月だけでも、三宅健さんをあわせて、一気に10人の人気タレントを失うことになります。
理由④滝沢秀明の退社
経営者としても手腕を発揮していた、滝沢秀明さんが、2022年10月31日をもって事務所を退社しました。
滝沢秀明さんは、キンプリの教育にも携わっており、岩橋玄樹さんが長期休養に入ったときもサポートしていました。
滝沢秀明さんが事務所を退社したことも、キンプリにとっては大きなショックだったようです。
その後、滝沢秀明さんは、新会社「TOBE」を設立しています。元タレントを移籍させて、ジャニーズ事務所を一度崩壊させては?なんていう声もあがっています。
理由④ジャニーズ事務所上層部の派閥争い
もともと、ジャニーズ事務所には、3大派閥があったと言われていました。
- ジャニー喜多川氏「ジャニー派」
- 飯島三智氏「飯島派」
- メリー喜多川(藤島メリー泰子)氏「メリー派」
ジャニーズ事務所のグループは、派閥ごとに出演が分けられており、基本的には他の派閥のメンバーとバッティングすることはありませんでした。
飯島三智氏が退社し、ジャニー喜多川氏の死去によって、ジャニーズの派閥は大きく変わりました。
メリー喜多川さんの娘・藤島ジュリー景子氏の「ジュリー派」、滝沢秀明さんの「タッキー派」があったようです。
メリー喜多川元副社長の強権は、藤島ジュリー景子社長が受け継いでいると言われています。
SixTONESやSnow Manは、現在、藤島ジュリー景子氏の管轄に移っているとか。
自分のグループを管轄する上層部と考えが合わなければ、タレントが続々と退社するのも目に見えていますね。
理由⑤BBC放送
2023年3月、イギリスBBC放送が、ジャニー喜多川氏の性加害疑惑などを特集しました。
そしてその後、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが、告発会見を行っています。
この事実に、今まで応援してくれていたファンが、離れていくこともあったようです。
ここまで事務所が大きくなり活躍できているのも、ファンの方たちの応援の成果が大きく影響していると思います。
また、海外でも小児性加害は大きく問題視されているので、「ジャニーズ作品を見ることは小児性加害を容認する」という声も上がっています。
この状況から、今後ジャニーズのタレントが、海外で活躍することも難しくなっていくかもしれません。
理由⑥藤島ジュリー景子の謝罪動画
さらに、ジャニーズファン有志団体『PENLIGHT(ペンライト)性加害を明らかにする会』が発足し、1万6000人分の署名を集めています。
ファンの有志団体が記者会見まで開き、全容解明を訴える緊急事態にまで発展しました。
藤島ジュリー景子社長ら、経営陣は驚愕し、大きな収入源であるファンに謝罪するため、動画をアップしました。
しかし、その内容は、ほとんどの人が納得いっていないそうです。
被害者に謝罪の弁を述べたものの、「認める、認めないと一言でいい切ることは容易ではない」と、はぐらかしたのです。
結果的に、謝罪会見は失敗し、火に油を注ぐ形となってしまいました。
「現在、ジャニーズ事務所の売上においてもっとも利益があるのがFCビジネスです。活動休止中の嵐ですら、300万人近い会員がいるといわれており、さらに5月22日に3人が脱退するKing & Princeも100万人を越えた。
SnowManや関ジャニ∞、SixTONESなどを合わせれば1000万人以上の会員から年会費を徴収していますから、そういったファンが愛想を尽かして脱退することを恐れているのでしょう」
芸トピ
理由⑦東山紀之のコメント
東山紀之さんは、5月21日、MCを務める「サンデーLIVE!!」に生出演し、ジャニー喜多川氏の性加害問題についてコメントしました。
所属タレントが、この問題に触れるのは、初めてのことでした。
「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力、待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します。
今回の喜多川氏に対する元Jrたちの勇気ある告白は真摯に受け止めねばなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません」
yahooニュース
その上で、「そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのか」という言葉もありました。
ジャニーズ長年の功労者である東山紀之さんのコメントからも、事の重大性が分かりますね。
まとめ
今回は、ジャニーズ事務所の崩壊の理由について、紹介しました!
SMAP解散騒動を皮切りに、ジャニー喜多川氏の死、一連の性加害報道と、ここ数年ジャニーズ事務所は崩壊の道をたどっています。
続々と所属タレントが退社し、ファン離れも加速していることを考えると、崩壊する未来はそう遠くないかもしれません。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。