アイドルマスターやウマ娘の楽曲で知られている、人気作曲家の田中秀和さん。
10月24日、10代女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕されました。
有名な作曲家である田中秀和さんですが、どのような経歴なのでしょうか。
今回は、田中秀和さんの経歴や学歴について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
田中秀和の学歴
- 名前 :田中秀和(たなか ひでかず)
- 別名 :タナトス
- 生年月日:1987年6月4日
- 出身地 :大阪府
- 最終学歴:神戸大学発達科学部人間表現学科
田中秀和さんにはお姉さんがおり、姉の影響でピアノを習い始めたそうです。
しかし、当初はとにかく練習嫌いで、課題よりも自分の弾きたいものを録音して、遊んでいたそうですよ。
大阪市立小松小学校から大阪市立瑞光中学校に進学した、田中秀和さん。
ゆずに憧れてギターを始め、打ち込みも始めたそうです。吹奏楽部に入部し、パーカッションを担当していました。
中学校卒業後は、大阪府立千里高等学校に進学し、アコースティックギターからエレキギターに変更します。
軽音楽部に入部し、音楽漬けの日々を過ごしました。
神戸大学の発達科学部人間表現学科に入学してからは、民族音楽や芸術音楽の基礎を学び、イベントの企画や写真展、舞台の音響・音楽制作にも携わりました。
経歴
就職活動中はゲーム音楽業界を希望していましたが、なかなか決まらず、不採用が続きます。
そんな中、有名作曲家・神前暁(こうさき さとる)さんのアシスタント募集を知り、自作曲のデモを送ります。
幅広く活動できるようにと、「MONACA」を紹介され、2010年に入社することとなりました。
入社1年後には、バンダイナムコのアイカツプロジェクト上層部へプレゼンする楽曲を担当し、アイカツのアニメやゲームの楽曲を担当することになります。
『アイドルマスター』の最年少音楽クリエイターとして、天才と賞賛されるようになりました。
2021年7月で10年間所属したMONACAを退所し、その後はフリーランスとして活動しています。
天才と言われる理由
田中秀和さんが天才と言われている理由は、独特なコードを用いて、中毒性のある楽曲を作り出しているからです。
田中秀和さんの楽曲は、『コード進行が凄くて難しい』と言われています。
特に田中秀和さんの楽曲では、『Blackadder Chord(ブラックアダーコード)』がよく使われているようです。
このコードは、根音に対し減5度・短7度・長9度上の音を重ね、とても専門性が高いコードです。
メロディーとメロディーの繋ぎを、滑らかにするコードだそうで、匠みに操る田中秀和さんが、天才だと言われるのですね。
このコードは、J-POPでも用いられているそうで、槇原敬之さんの「どんなときも。」や、SMAPの「らいおんハート」など、大ヒットソングにも使われているテクニックです。
田中秀和の逮捕で楽曲は配信停止?
田中秀和さんは、挙げきれないほどのヒット曲を世に生み出しています。
「アイドルマスターシンデレラガールズ」
・「Star!!」(作曲・編曲)
・「M@GIC☆」(作曲・編曲)
・「STORY」(作曲・編曲)
「ウマ娘 プリティーダービー」
・「transforming」(作曲・編曲)
「這いよれ! ニャル子さん」
・「太陽曰く燃えよカオス」(作曲・編曲)
「アイカツ!」
・「カレンダーガール」(作曲・編曲)
・「Move on now!」(作曲・編曲)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」
・「感情線loop」(作曲・編曲)
Wikipedia
警視庁によると、田中秀和さんは目黒区内の駐輪場で、帰宅途中の10代女性に対し、わいせつな言葉をかけて無理やり手を引っ張ったそうです。
暗やみのスペースに連れ込み、女性は逃げて近くの交番に通報します。
田中秀和さんは容疑を認め、「好みのタイプで、電車に乗ってついていった」と供述しています。
この逮捕により、人気作品に提供してきた楽曲が、お蔵入りになるのでは?と噂されています。
「曲に罪は無い」という意見と、「やむなしか」という意見に、ネット上でも分かれているようですね。
作品やサービスは、製作者の人間性と分ける社会が求められていますが、被害者のいる話だけに、一概には言えないですね。
田中秀和さんが手掛けた楽曲は、未成年の少女を題材にしたものも多く、公開するのが厳しくなるのでは?という声もありました。
田中秀和さんの逮捕を受け、ツイッターでは「アクタージュ」という言葉がトレンド入りしています。
以前、週刊少年ジャンプで連載されていた「アクタージュact-age」の原作者・マツキタツヤさんが、10代少女の胸を触ったとして、強制わいせつで逮捕されています。
このことを受け、「アクタージュact-age」は2020年に連載を終了しています。
この事件を思い出す人も多く、スポンサーがいるテレビのコンテンツは、何らかの対応が求められるでしょう。
テレビ東京で放送中の「ポケットモンスター」では、主題歌の編曲を田中秀和さんが担当しています。
放送は通常通りおこないますが、番組制作者のクレジットから、名前は削除する方向のようです。
このように、テレビ局を中心として、対応に追われる可能性は高いでしょうね。
まとめ
今回は、田中秀和さんの経歴や学歴について、紹介しました!
幼少期から音楽に目覚め、学生時代からさまざまな楽器や音楽に携わってきたようですね。
音楽の才能があり、多くのファンがいる田中秀和さんだけに、今回の事件は本当に残念でしたね。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。