独特の存在感と演技力で、映画やドラマ、舞台など大活躍している趣里さん。
水谷豊さんと伊藤蘭さんという、大物芸能人の両親を持つ二世俳優なのですが、自らの実力で上り詰めてきた女優さんです。
今回は、趣里さんの家族構成について、紹介します!
趣里の親は水谷豊と伊藤蘭!
趣里さんは、俳優の水谷豊さんと、歌手で女優の伊藤蘭さんの間に誕生しました。
趣里さんの父・水谷豊さんは、ドラマ『相棒』シリーズの杉下右京役が有名ですよね。
母・伊藤蘭さんは元キャンディーズで、解散宣言で涙ながらに言った「普通の女の子に戻りたい」という発言が、流行語となっていましたね。
趣里さんに兄弟はおらず、一人娘ということもあり、幼いころから両親に溺愛されて育ったそうです。
特に、父親の水谷豊さんは、目に入れても痛くない、というほどの可愛がりようだったとか。
水谷豊さんは、一番好きな漢字にちなんで、「趣里」という名前を付けたそうです。
趣里さんの家族は誕生日を”全員で祝う”というのが、未だにルールとして設けられています。
2021年7月14日にも、水谷豊さんの誕生日を、家族全員でお祝いしたそうですよ。
趣里さんは一見、あまり両親に顔が似ていないようにも見えますね。
しかし、見比べると口元は伊藤蘭さんに、鼻や眉が水谷豊さんによく似ています。
伊藤蘭さんいわく、趣里さんは性格は水谷豊さんに似ているそうで、役者という仕事に対し非常に熱い思いがあるそうです。
その存在感や高い演技力も、水谷豊さんの才能を受け継いでいるようですね。
趣里が女優になった経緯は?
趣里さんは両親のすすめで4歳でクラシックバレエを習い、6歳で舞台に立つようになります。
15歳のときには、本場イギリスのバレエスクールに留学したものの、17歳のときにアキレス腱を断裂してしまい、足首の剥離骨折という大ケガを負いました。
医師からはもう治らないと宣告されてしまい、志し半ばでプロバレリーナの道を断念しました。
帰国後は非常に落ち込んで泣いてばかりいたのですが、高卒認定試験を取って大学へ進学します。
その後は俳優養成所に通い、本格的に演技の道へ進みました。
2011年にはドラマ『3年B組金八先生』のオーディションに合格し、女優として華々しくデビューします。
趣里さんは、舞台を観劇に行った際に事務所関係者からスカウトされ、女優を始めました。
バレエの件があって落ち込んでいたところでしたが、塩谷俊さん主宰の「アクターズクリニック」に通い、考えが変わります。
当時は、「自分って何だろう?個人って何だろう?」みたいに常に悩んでいた状況だったんですけど、塩谷さんは、そのままの私を認めてくれたんです。
趣里はそのままでいいんだよ。絶対に大丈夫だから女優をやったほうがいい」っていつも後押ししてくださいました。そこで初めて、「自分はこのままでいいのか」ってありのままの自分を肯定できた気がします。
HIGHFLYERS
しかし、両親が大物芸能人ということから、「親の七光り」と言われたり、比較されることに抵抗感がありました。
そのため、デビュー当初はインタビュー記事などでも、両親についてはいっさい触れていません。
事務所関係者が両親の話題に触れることをNGにしているそうですが、趣里さん本人は普通に話してくれるといいます。
所属事務所も水谷豊さんとは違、エイベックス・マネジメントなどを経てトップコートに所属しています。
趣里は兄弟がいなくて一人っ子!
趣里さんには兄弟がおらず、一人っ子のようですね。
父の水谷豊さんは、女優のミッキー・マッケンジーさんと離婚歴があるのですが、2人の間にお子さんはいなかったので、異母兄弟もいません。
一人っ子で女の子ということもあり、水谷豊さんは趣里さんを溺愛しています。
2018年公開の映画『生きてるだけで、愛。』では、過激なシーンに挑戦したことで、水谷豊さんが激怒してしまったそうです。
「水谷家の父娘関係は、最大の危機を迎えているといっていいでしょう。水谷さんは娘さんが今回、自分に何の相談もなしに映画で脱いだことが、いまだに許せないようです。相当、ご立腹だと聞いています」
女性自身
趣里さんは演技に必要とあれば、ヌードを演じることもかまわないと、覚悟があります。
しかし、父親である水谷豊さんは、どうしても娘のヌードが全国スクリーンで上演されるのが耐えがたいようですね。
今回、水谷がそこまで脱ぎシーンを反対するのは、「一度脱ぐ役をやったら、女優として今後の作品選びに支障が出てしまうのではないか」という理由からだという。
Asagei plus
事前に知らせていなかったのも、知っていたら反対されるから、ということでしょうね。
女優として活動していくにあたり、両親からの影響もありますが、演技に関してはとやかく言われることはなく、自分の思い通りにやっているとか。
しかし、今回はヌードシーンがあるということで、少々事情が違ったようですね。
過去にも、趣里さんが俳優の田島優成さんと同棲していた際は、水谷豊さんが激怒して激しい言い争いになったそうです。
喧嘩の末に趣里さんは実家を飛び出し、親子関係はかなり険悪になったようです。
結局、2013年4月に主演舞台『効率学のススメ』の開始時刻を勘違いで遅刻してしまい、公演中止という大失態を犯したことで、そのまま同棲も解消されました。
水谷豊さんはかなりご立腹で、彼氏とは認められなかったようですね。田島優成さんは、所属事務所と契約解除になり、活動休止状態まで追い込まれていました。
この一件もあり、趣里さんは今は仕事に全力投球で、結婚どころか彼氏を作る気すらないそうですよ。
水谷豊は再婚だった!
実は水谷豊さんは、アメリカ出身の女優、ミッキー・マッケンジーさんと結婚していました。
ミッキー・マッケンジーさんは、映画『怒りの湖底怪獣 ネッシーの大逆襲』に出演した元ハリウッド女優です。
ハリウッド女優との結婚なので、当時はかなり注目を集めていました。
2人はドラマ『熱中時代・刑事編』で共演し、1982年に結婚しています。
『熱中時代』シリーズは、水谷豊さんが大きくブレイクした作品で、この共演がきっかけで距離を縮めたようですね。
結婚後半年で、東京とロサンゼルスと別々に生活をするようになり、だんだんすれ違うようになります。
一度妊娠したのですが、残念ながら流産となってしまい、そのまま子供をさずからなかったそうです。
結局2人は4年後に、性格の不一致で離婚となってしまいました。
その後、水谷豊さんは伊藤蘭さんと、ドラマ「あんちゃん」で出会いました。
翌年の1983年には、ドラマ「事件記者チャボ!」で、水谷豊さんが伊藤蘭さんを相手役に指名します。
このころから、2人の熱愛が噂されるようになり、ミッキー・マッケンジーさんとの離婚成立後、同棲するようになったそうです。
まとめ
今回は、趣里さんの家族構成について、紹介しました。
父は水谷豊さん、母は伊藤蘭さんという大物芸能人の二世として誕生し、両親に溺愛されて育ったようです。
兄弟はおらず一人っ子で、特に水谷豊さんは溺愛しているようですが、趣里さんは自分の実力で女優としての地位を確立してます。
これからの活躍にも注目ですね!