清野菜名さんといえば、可愛くて演技力の高いことで人気を博していますが、本格的なアクションができる数少ない女優さんであることでも知られていますね。
『キングダム2 遥かなる大地へ』の新キャスト姜かいにも抜擢され、話題になっている清野菜名さん。なぜここまでアクションが得意なのでしょうか?
今回は、清野菜名さんのアクションについて、調査しました!
清野菜名のアクションが本格的な理由は?
清野菜名さんが「キングダム2」の新キャストに発表され、話題になっていますね。
清野菜名さんが演じるのは、伝説の暗殺一族・蚩尤(しゆう)の1人・羌カイです。舞を踊るように戦うキャラクターとあって、そのアクションシーンに期待の声があがっています。
清野菜名さんといえば、たびたびアクションシーンが話題になっていますが、なぜ本格的なアクションをこなすことができるのでしょうか?
運動神経抜群
清野菜名さんは、幼いころから運動神経抜群だったそうです。
バク転もできますし、殺陣や球技、陸上と、どんなジャンルでもこなすことができます。
中学時代は陸上で全国大会に出場し、高校入学時に推薦入学の話もあがるほどでした。
自身のSNSでは、連続でバク転する様子を披露し、話題になっていました。しかも1回きりではなく、5回連続でできるそうです。
体操部でもないので、なぜバク転ができるようになったのでしょうか?
なんと、中学時代体育でマット運動をしているときに、やることがなく先生に教わったからだそうです。
授業の課題だけでは物足りず、高度な技を襲わて、すぐに身につけてしまったのですね。
清野菜名さんはもともとバスケ部だったのですが、陸上部の顧問に助っ人を頼まれたことで、走り高跳びの大会に出場しました。
陸上部でもないのに、全国大会にまで進出したといいますから、驚きです。
走り高跳びでは背面跳びをしたのですが、見よう見まねでやっただけだそうです。本当に運動神経抜群なんですね!
母の遺伝
清野菜名さんは、両親と3歳年上の姉、2歳年下の弟の5人家族です。
清野菜名さんの母は、全日本メンバーとなるほどのバレーボール選手だったそうです。
足もかなり速かったそうで、中学生の清野菜名さんでも勝てなかったといいますから、すごい運動神経ですね!
清野菜名さんは母親譲りの運動神経を持ち、自身の努力もあいまって今の活躍ができるようになったのでしょうね。
SNSでは、サーフィンをしている様子もアップしています。
ジャンルにとらわれず、どんなスポーツでもできるんですね!
高校時代にアクション部所属
清野菜名さんは高校時代、3年間アクション部に所属しています。
高校進学時に、芸能活動に進むか、推薦を受けて陸上に進むか迷っていました。
中学時代からファッション誌『ピチレモン』でモデルをしており、すでの芸能界デビューはしていたんどえす。
迷った結果、芸能の道に進むべく、日本芸術高等学園に進学します。
アクションを極めようと思ったのには、モデルをやるには160cmと身長は足りなかったことがありました。
また、『バイオハザード』を見て、激しいアクションをこなすミラ・ジョヴォヴィッチさんに憧れを抱きます。
養成所に通っていた
清野菜名さんは、『VERSUS ヴァーサス』の主演俳優・坂口拓さんのアクション養成所に通っていました。
1年間アクションを習い、スキルを磨いていたそうです。
女性ではほぼ不可能と言われていた「バタフライツイスト」という技も、習得できたそうですよ。
アクション養成所は8割以上男性だったので、なかなか男性にはアクションでかないませんでした。
「『どうして女子だからって負けなきゃいけないんだろう』という悔しさから、ひたすら夜の公園でコソ連してましたね。ベンチに缶を置いて、ひたすら後ろ回し蹴りを練習したり。高校生の頃はそんなことをずっとやっていました(笑)」
ELLE
清野菜名さんの涙ぐましい努力が、アクションのスキル向上に繋がったようですね。
「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチさんにあこがれていた清野菜名さんですが、やはり将来の夢もハリウッド映画出演!
アクション女優として、ハリウッドに進出するのが一番の目標だそうです。
清野菜名のアクションが見れる映画と動画はこちら!
それでは、清野菜名さんのアクションシーンが見れる映画を、一挙紹介します!
「TOKYO TRIBE」(2014年)
園子温監督で伝説的漫画を実写化した映画「東京トライブ」。
近未来の「トーキョー」で、「トライブ (族)」たちが抗争を繰り広げる世界で、ヒロインとなるスンミ役を演じました。
高校時代に本科的なアクションスキルを身につけた清野菜名さんですが、最初はまったく仕事がありませんでした。
そんなときに映画『TOKYO TRIBE』のオーディションを受けるも、セリフのある役で落選してしまいます。
後日、アクション部門スタント枠でオーディションを受け、見事合格したのです。
園子音監督に、アクションをしているときの表情をほめられ、ヒロインに大抜擢されました。
映画では、華麗なハイキックとアクションシーンが見どころとなっています。
清野菜名さんが女優として活躍するきっかけとなった作品で、以降はアクション女優として開花しました。
「少女は異世界で戦った」(2014年)
核も銃も存在しないパラレルワールドを舞台に、4人の少女たちが死闘を繰り広げるアクション映画です。
少女の1人・マリを演じた清野菜名さん。狭いエレベーターで、壁中返りをするシーンは、必見です。
「東京無国籍少女」(2015年)
押井守監督がメガホンを取り、女子校を舞台にしたサスペンス映画。
清野菜名さんは主役の藍役を演じ、凄まじい戦闘シーンに挑戦しました。
ガンアクションや近接格闘、殺陣など、なかなか国内では見ることのできない、激しいアクションが見ものです。
清野菜名さんは、血まみれでアクションに挑んでいます!
銃の練習もたった3日間しかなかったのですが、見事に演じきっています。このアクションシーンは、海外でも話題になるほどでした。
「アクエリアス」CM(2017年)
『アクエリアスクリアウォーター』のCMでは、華麗な前宙やバク転を披露しています。
メイキング映像も軽快な動きを見せて、思わず見とれてしまいます!
「今日から俺は!!」(2019年)
大ヒット漫画が原作で、ドラマ・映画ともに大ブームとなったコメディドラマ『今日から俺は!!』。
メインキャストの赤坂理子役を演じた清野菜名さんは、セーラー服姿で乱闘するシーンが見ものでした。
普段は優等生で可愛らしい見た目をしているので、そのギャップが話題になりましたね。
「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(2020年)
驚異的な身体能力を持つ女・ミスパンダと、彼女を操る飼育員が、警察が介入しない事件を解き明かしていくストーリー。
ダブル主演の横浜流星さんとともに、スタントなしで挑んだアクションシーンは必見です。
メイキングでは、清野菜名さんのアクションスキルについて、横浜流星さんも思わず拍手するほどでした。
「DIVOC-12」(2021年)
12人の映像監督による、短編オムニバス映画。
清野菜名さんは、中元雄監督の「死霊軍団 怒りのDIY」に出演し、ゾンビを次々と倒していくカンフーアクションを披露しています。
ブルース・リーばりと絶賛されたアクションシーン、ぜひ見てみたいですね!
「キングダム」(2022年)
漫画を実写映画化し、大ヒットした1作目の新シリーズ。
中国春秋戦国時代を舞台に、壮大な戦いを繰り広げる歴史エンタテインメントです。
清野菜名さんが演じる羌カイは、暗殺一族・蚩尤(しゆう)の1人です。
特殊な呼吸法で踊るように戦うキャラクターで、『人間離れした動き』が求められます。
清野菜名さんは撮影を振り返り、「生きるか死ぬかのシーンも多かった」「思い出すだけで目の奥が熱い」と、感無量の様子でした。
羌カイを演じるのは本当に大変だと思いますが、世間からは『納得の配役』と絶賛されています!
まとめ
今回は、清野菜名さんのアクションについて、紹介しました。
もともと運動神経抜群だったのと、アクション部や養成所に通っていたので、スキルが備わったようです。
過去に迫力あるアクションシーンが見れる作品が多数ありますので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
これからの活躍が楽しみですね!