高い演技力とたしかな存在感で、子役時代から現在まで活躍を続けている小野花梨(おの かりん)さん。
「ネクストブレイク女優」として注目を集めていますが、子役時代から知っている人からすると、その活躍は感慨深いものがありますよね。
今回は、小野花梨さんの子役時代から現在までを、画像で振り返ってみました!
子役時代から現在までの小野花梨!
小野花梨さんは子役時代から、「天才子役」と称されていました。
小野花梨さんの現在までの成長を、画像とともに振り返ってみましょう。
2006年:『嫌われ松子の一生』
小野花梨さんの子役デビュー作となったのが、2006年放送のドラマ『嫌われ松子の一生』です。
ドラマ『嫌われ松子の一生』は、主演・中谷美紀さんが、川尻松子の哀れな一生を演じたストーリーです。
小野花梨さんは、香川照之さん演じる川尻松子の弟の娘・川尻明日香役を演じました。
当時まだ8歳で、あどけない表情が可愛らしいですよね。素朴な顔をしているのですが、不思議と吸い込まれるような雰囲気があります。
派手さはありませんが、愛嬌たっぷりの見た目が視聴者の心をつかんだのでしょうね。
真ん丸の目は屈託のない子供らしさを現しており、その純粋な演技で高評価を得ていました。
小野花梨さんは、NHKで当時放送していた「おかあさんといっしょ!」において、エンディングでふってくる風船が欲しかったので、テレビに出たいと思ったそうです。
母は芸能界に疎かったのですが、本人がやりたがっているということで、小野花梨さんを「劇団ひまわり」に入団させました。
「風船が欲しい」というなんとも可愛らしい理由で芸能界に入ったのですが、現在まで活躍し続けるというのは、すごいことですよね。
2008年:『ゴンゾウ 伝説の刑事』
2008年に放送されたドラマ『ゴンゾウ 伝説の刑事』では、10歳の小野花梨さんが登場します。
8歳のときと比べると、かなり成長したように感じますね。
子役時代の小野花梨さんは、結構「鼻」に特徴がありますね。ちょっと大き目な鼻をしているので、違和感を感じる人もいるようです。
しかし、日本人はたいてい鼻が低くて団子っ鼻ですよね。イコール「可愛くない」ということには、ならないと思います。
2009年:『南国料理人』
2009年公開の映画『南極料理人』では、主演の堺雅人さん演じる西村淳の娘・西村友花役を演じています。
この映画は、南極の基地で単身赴任中の男性8人を描き、さまざまな美味しい料理が登場する作品となっています。
主演の堺雅人さんも、「天才子役」と称し、「僕の方が手のうちで転がされていた」と、演技力を絶賛していました。
小野花梨は当時11歳でしたが、抜群の演技力が高く評価されることとなりました。
小野花梨さんは子供らしい可愛さも表現しつつ、独特の間も表現しており、まるでベテランの女優のようでしたね。
2011年:『鈴木先生』
小野花梨さんが12歳のときに出演したドラマ「鈴木先生」。
中学校を舞台にした作品で、主人公の鈴木先生を長谷川博己さんが熱演していました。
中学生ということで、子役時代とはだいぶ印象もかわり、一気に大人っぽくなりましたね。
このドラマには、今や売れっ子となった北村匠海さんや土屋太鳳さん、松岡茉優さんらそうそうたる顔ぶれが出演していたのです。
ドラマの撮影は1年にも及び、小野花梨さんはその間に芝居に対する考え方や、向き合い方を学んだそうです。
共演した土屋太鳳さんは、小野花梨さんの芝居に対するストイックさに驚いたといいます。
女優として、ターニングポイントとなった作品でした。
2015年:『フジコ』
16歳のときにに出演したWEBドラマ「フジコ」。主人公は殺人鬼で、その青春時代を描いており、かなり難しい役でした。
小野花梨さんはフジコの女子高生時代~結婚、出産にいたるまでを演じ、その体当たりの演技は圧巻でした。
当時は高校生ということで、子役から女優へ、一気に進化を遂げたように見えますね。
2018年:「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
2018年8月に公開された映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」。
小野花梨さんはガングロのコギャルメイク・鰤谷美礼という、今までにない特殊な役を演じていました。
かつ悪役ということもあり、かなり存在感を出していましたね。
広瀬すずさん演じる奈美を疎ましく思い、ドラッグにはまるという難役でしたが、とても印象的な演技で高く評価されています。
小野花梨さんはどんな役でも自分のものにできる、高い演技力をもった女優さんなんですね。
2020年『親バカ青春白書』
2020年8月放送のドラマ「親バカ青春白書」。主演をつとめたムロツヨシさんと同級生の大学生役を演じていました
作中では軽快な飛び蹴りを披露したり、かなり個性が強い役を演じていました。
小野花梨さんは自身のSNSを開設していないのですが、ドラマの公式インスタグラムにはたびたび写っており、ムロツヨシさんら共演者と仲睦ましい様子がアップされていました。
周りの共演者と仲良くできるのも、小野花梨さんが作品に呼ばれ続ける理由なんでしょうね。
現在
小野花梨さんはいまやドラマや映画にひっぱりだこで、演技派女優としてなくてはならない存在ですよね。
可愛らしい少女だった小野花梨さんは、いまや大人の女性へ成長し、ベテラン女優の風格さえ漂っています。
2021年には、NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演し、上白石萌音さん演じるヒロイン・橘安子の親友・水田きぬ役を演じています。
豆腐屋の娘でしっかり者のきんは、いつも橘安子を応援してくれる大事な存在です。
初めて朝ドラに出演するということで、小野花梨さんはかなり感激したそうです。
賢くて優しいきぬちゃん役を、ユーモラスたっぷりに演じており、視聴者からも好評のようです。
小野花梨プロフィール
- 名前:小野 花梨(おの かりん)
- 生年月日:1998年7月6日(23歳)
- 出身地:東京都
- 血液型:B型
- 身長:155cm
- 職業:女優
- 所属事務所:アルファエージェンシー
まとめ
今回は、小野花梨さんの子役時代から現在までを、画像で紹介しました。
子役時代はとても素朴で可愛らしい少女でしたが、現在は大人の女性へと成長していましたね。
天才子役と称されるほどの高い演技力で知られ、今後も映画、ドラマと引っ張りだこになるでしょう。
これからの活躍も楽しみですね!