歌舞伎俳優の尾上松也さんといえば、ドラマや映画にも出演しており、幅広い層から支持されていますよね。
コメディからシリアスな役まで、マルチにこなす俳優さんです。
そんな尾上松也さんですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
今回は、尾上松也さんの学歴について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
尾上松也の小学校
尾上松也さは、青山学院初等部出身です。
小学生のころから運動神経抜群で、スポーツが得意だったそうです。当時は、野球少年だったそうですよ。
しかし、小学生時代は肥満体型をしていたそうで、意外ですよね。20代のときも太ったと話題になっていましたから、もともと太りやすい体質のようです。
尾上松也さんは1990年、5歳のときに父の襲名披露にあわせて、初舞台を踏みます。
叔父・二代目尾上松緑と父・尾上松助が師弟関係だったので、尾上松也さんも尾上家とされています。
この家系は、松本幸四郎さんや中村吉右衛門さん、市川海老蔵さんら、そうそうたる顔ぶれが並んでいますね。
尾上松也さんは実際の血縁関係はないのですが、歌舞伎家系の一家に生まれています。
初めて演じたのは、『伽羅先代萩』の鶴千代役。当初出演する予定ではなかったのですが、前日に松竹会長が「出しちゃえ」と言ったので、鶴の一声で初舞台が決まったそうですよ。
そんな初舞台も堂々たる演技で乗り越え、尾上松也さんはそれから子役として活動するようになります。
名子役と言われた父・松助の血を受け継いでいる尾上松也さん。いきなり数々の賞を獲得するほど、活躍していました。
1991年、国立劇場特別賞を初受賞すると、1993年と1996年にも同賞を受賞し、1993年は歌舞伎座賞も受賞しています。
それから10代~20代前半までは、『弁天娘女男白浪』の若衆役、『児雷也豪傑譚話』成金コギャルお辰といった、女形を中心に菊五郎劇団で活動していました。
尾上松也の中学校
尾上松也さんは小学校卒業後、中央区立銀座中学校に進学しました。
実家の近くにある公立校で、歌舞伎座からは徒歩7分の好立地にあります。歌舞伎俳優と勉強の両立が必要な尾上松也さんにとっては、通いやすかったでしょう。
しかし、中学時代の尾上松也さんは、変声期だったこともあり、歌舞伎を休業していたそうです。
その代わり、スポーツに熱中しており、地元のジュニアリーグで野球をしていました。
ファーストやサードを守って、主力選手として活躍していたそうですよ。
当時の尾上松也さんは、歌舞伎役者ではなく、プロ野球選手になりたかったそうです。
自宅の近所にある駐車場で、壁に向かってひたすらボールを投げたりと、自主トレに励んでいました。
また、とても活発な少年だったので、運動会では応援団長を務めていました。
とにかく目立ちたがり屋だった尾上松也さんは、クラスのムードメーカー的存在だったようですね。
さらに、外国の文化も好きで、洋画にはまって、アメリカ人俳優のリバー・フェニックスさんに憧れていたそうです。
その影響からか、中学1年生のときには、舞台「スタンド・バイ・ミー」に出演しました。
憧れのリバー・フェニックスさんと同じ演技ができたことは、一生の思い出になったでしょうね。
この舞台では、当時ジャニーズJr.だった嵐の相葉雅紀さんや、二宮和也さん、松本潤さん、生田斗真さんが主演をつとめています。
尾上松也さんは、松本潤さんの少年時代を演じたそうですよ。
このときに生田斗真さんと仲良くなり、お互いの家を行き来したり、ゲームしたりする仲になったそうです。
尾上松也の高校
中学校を卒業した尾上松也さんは、堀越高校に進学します。
幅広く芸能活動をしていくため、堀越高校のトレイコース(芸能コース)に在籍していたようですね。
このコースは、高校生ですでに俳優や歌手、プロスポーツ選手として活躍している人向けに設置されているようです。
課外活動で出席日数が足り無い場合も、手厚くサポートしてくれるそうですよ。
こちらの高校は、芸能人御用達ということで知られていますが、尾上松也さんの同級生も大変豪華でした。
親友の生田斗真さんを筆頭に、橋本マナミさんや綾瀬はるかさんも転校してきて、途中から同級生になったそうです。
なんとも豪華なクラスですね・・・そのクラスだけでドラマが出来上がりそうです。
尾上松也さんは、高校入学当時、おとなしくしていたそうです。
しかし、2学期からは猫をかぶりきれなくなり、本来のお調子者の性格を出して言ったそうです。
そのため、悪ふざけをしすぎてよく先生に怒られていたそうですよ。先生の物真似をして怒られて、一日中廊下に座らされたこともあるとか(笑)
なかなかやんちゃな生徒だったのですね。
当時は、高校卒業後、アメリカで役者になる、という大きな夢も抱いていました。
高校1年生で、映画「シベリア超特急2」に出演し、銀幕デビューを果たしています。
しかしその後、歌舞伎役者として復帰することになりました。
2005年に父親がこの世を去ったこともあり、「今までのようにゆっくり過ごしてはいけない」という気持ちになったそうです。
歌舞伎役者に専念するため、高校卒業後は、大学に進学していません。
2009年からは自主公演『挑む』に、年1度のペースで出演するようになりました。
2012年からは、ミュージカルにも挑戦するようになり、2014年6月には、コクーン歌舞伎『三人吉三』のお坊吉三役をつとめます。
この舞台は、連日立ち見席が出るほどの、大成功となりました。
また、バラエティー番組への出演も増えたり、2017年公開の映画『モアナと伝説の海』では、マウイの日本版声優を務めました。
尾上松也さんの歌唱した『俺のおかげさ』は、「歌が上手かったんだ!」「イケボすぎる」と大好評。マルチな才能を世に知らしめることとなりました。
まとめ
今回は、尾上松也さんの学歴について、紹介しました。
青山学院初等部時代から、歌舞伎の舞台を踏んだ尾上松也さん。
堀越高校時代は、生田斗真さんら大変豪華なメンバーに囲まれていたのですね。
これからの活躍も楽しみですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。