綾瀬はるかさん主演で、月9枠でドラマ化する「元彼の遺言状」。
原作は、第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した作品で、凄腕弁護士が遺産相続をめぐって奔走するミステリーです。
今期一番と言ってもいいほど注目されているドラマですが、あらすじネタバレや、キャストが気になりますよね。
今回は、「元彼の遺言状」あらすじネタバレについて、調査しました!
「元彼の遺言状」原作あらすじ
主人公は、国内大手「山田川村・津々井法律事務所」の凄腕弁護士・剣持麗子。
勝つ為なら手段を選ばない、強欲な弁護士です。
あるクライアントとのトラブルで、休職することになった麗子は、手当たり次第知人にメールを送ります。
唯一返信があったのが、大学時代に半年交際した元彼・森川栄治でした。
さらに、「森川栄治は永眠しました」という訃報メールで、差出人の篠田なる人物に心当たりはありません。
栄治は「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状と、巨額の遺産を残してこの世を去っていました。
栄治は森川製薬を経営する森川家に生まれ、巨額な資産を保有していました。
親族は遺産の行方が気になりますが、栄治の遺言状が気がかりです。
栄治はインフルエンザで亡くなったはずですが、「僕を殺した犯人に譲る」「三か月以内に犯人が見つからなければ国庫に帰す」といった条件が記載されていたのです。
篠田はインフルエンザにかかった状態で栄治と会ったので、もしうつったとなれば立派な犯人になりますね。
となると遺産は篠田のものとなり、弁護士の麗子にも大金が手に入ることになります。
篠田は、栄治の死の真相を知りたいと依頼し、麗子は代理人として、「犯人選考会」に参加することとなりました。
遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は依頼人である篠田を犯人に仕立て上げようとします。
森川製薬側は、犯人を名乗る人々と面談して、本当かどうかを判断する必要があります。
遺産を受け取るのが森川製薬にとって悪しき人物だと困るので、犯人が誰かは重要ではなく、利害の一致する人物を犯人に仕立て上げたいと目論んでいます。
麗子はその辺を考慮しながら交渉し、まずまずの感触を得ますが・・・やがて遺言状に隠された真実を知ることになります。
「元彼の遺言状」ネタバレ!
ドラマ版はラストが異なる可能性がありますが、ここから先は、原作のネタバレを紹介します。
「犯人選考会」に参加した麗子は、篠田が遺産を相続した場合、森川製薬が発売予定の新薬の販売戦略に有意になる、というプレゼンをし、一次選考を通過します。
栄治の遺言には、「元カノたちに軽井沢の屋敷を引き渡す」と書かれていたので、元カノである麗子は、さっそく軽井沢へ出向きます。
そこで麗子は、栄治の親族やほかの元カノたちに出会います。
しかしその夜、遺言状や元カノリストが入った金庫が盗まれ、栄治の顧問弁護士・村山が何者かに殺害されてしまいます。
栄治のいとこで拓未の妻・雪乃は、麗子が犯人と疑っていました。
拓未の手帳から、麗子が栄治と密会していたと疑いをかけられましたが、栄治と会っていたのは麗子の兄・雅俊でした。
拓未は新薬のことで、官僚の雅俊に相談していたようです。
麗子は栄治の兄・富治から、遺言を遺した理由を聞きます。
「ポトラッチ」というもので、大きな何かをもらった際、より大きな何かを返さなければいけない、という強迫観念に苛まれ、これが栄治にとって最大の復讐だというのです。
しばらくして、麗子は金庫の回収に成功し、親子鑑定の書類も発見します。すると、堂上の息子だと思っていた亮の父親は、栄治だったことが発覚します。
栄治の元カノリストには、堂上の妻・真佐美の名前もあり、プライドの高い堂上は、不倫が発覚するのを恐れていました。
そこで、亮のことを知った栄治を殺し、リストを見ていた村山も殺したのです・・・!
最新キャスト情報を1紹介!
『元彼の遺言状』キャストについて、1人ずつ見ていきましょう。
剣持麗子(綾瀬はるか)
人一倍お金が欲しい凄腕の弁護士。どんな手を使ってでも勝つ!という強欲な性格。
篠田を殺人犯に仕立て上げ、遺産を狙う主人公です。容姿端麗でスタイル抜群、クライアントのためなら、どんなあくどい手を使ってでも「勝ち」にいきます。
綾瀬はるかさんは月9初主演にして、初の弁護士役ということでした。型破りなキャラクターですが、どのように演じ切るのか楽しみですね。
篠田敬太郎(大泉洋)
栄治が暮らす軽井沢の別荘の管理人で、大学時代のサークルの先輩。
物腰柔らかく、ミステリー小説が好きで、病気がちな栄治の面倒を見つつ居候していました。
麗子も一定の信頼を寄せ、過去に面識があるようなのですが、彼女は身に覚えがありません。
栄治の遺言を見た篠田は、遺産山分けを条件に、2人で完璧な計画を立てていきます。
ミステリアスな篠田敬太郎を演じる大泉洋さん。どのような裏があるのかも楽しみです。
森川栄治/森川富治(一人二役:生田斗真)
栄治は、麗子が大学時代に半年だけ付き合った、元カレ。さわやかで温厚、人なつっこい美青年の御曹司です。
ぜんそくの持病があり、軽井沢の別荘で療養していたが、ロッキングチェアに座ったまま亡くなっていました。
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を残して・・・
栄治の兄・森川富治は、大学准教授。遺産相続は放棄しています。栄治と見た目はそっくりですが、内向的で正反対の性格をしています。
栄治と富治は表裏一体で、陰陽のような関係。その雰囲気を、生田斗真さんがしっかり表現してくれるでしょう。
森川紗英(関水渚)
栄治の従姉妹で、幼少期から栄治に片思いをしていました。
気が強く直情的な性格をしており、栄治の元カノである麗子に対しては、敵意をむき出しにしています。
周りが遺産のことばかり考えていますが、唯一心から栄治の死を悲しんでいます。
しかし、栄治に振り向いてもらえなかったこともあり、死に関与している可能性も無きにしも非ずで・・・
期待の新人として注目を集めている関水渚さんの演技も、必見ですね。
森川金治(佐戸井けん太)
栄治の父親で、「森川製薬」の社長。
栄治の遺産が部外者に渡ることに腹を立て、遺産を受け継ぐ「犯人」が、自分の得になるかどうかを見定めようとしています。
前代未聞の犯人選考会を開いたのも、金治です。父でありながらも、息子の死を悼まない冷酷な一面があります。
森川真梨子(萬田久子)
栄治の叔母で、「森川製薬」専務。
社長の金治とは仲が悪く、新薬の開発に力を入れる真梨子たち専務派と、長らく争いを繰り広げています。
手柄を邪魔しようとする金治に、発売中止に追い込まれそうになります。
森川拓未(要 潤)
栄治の従兄弟ですが、金治に殺人犯扱いされる雪乃の夫です。
新薬発売の中心人物ですが、短気で横柄な性格。社長から目の敵にされています。
「栄治がいなくなったら都合がいい人物」と言われ激高したり、不安定な態度で周囲を威圧します。
森川雪乃(笛木優子)
栄治が病気になった後に、従兄弟の拓未と交際し結婚しています。
妖艶な魅力で弁護士の村山ら男を虜にします。嫉妬する紗英が、雪乃に執拗にかみついていますが、まったく相手にしていません。
美しさの中にバラのトゲを隠し持つような女性です。
村山権太(笹野高史)
栄治の顧問弁護士で、相続問題解決後は引退したいと願っています。
醜い相続争いに巻き込まれなつつ、優秀な麗子に期待を寄せています。
質素でつつましい町弁で、過去に麗子に似た友人の弁護士を亡くしており、少々麗子を心配しています。
堂上圭(野間口徹)
栄治の愛犬・バッカスの主治医。栄治からバッカスを引き取りました。
栄治の別荘の敷地内にある離れに、5歳の息子とともに暮らしています。
栄治とは幼い頃から親しかったようで、父の代から森川家専属獣医師でした。
原口朝陽(森 カンナ)
看護師で栄治の元カノ。看護師として栄治の身の回りの世話をするうちに、恋人関係になります。
内気で清廉潔白なように見えますが、栄治の死に何か関連しているような素振りです。
まとめ
今回は、「元彼の遺言状」あらすじネタバレにについて、紹介しました。
原作が大ヒットミステリー小説ということで、あらすじを見ただけでもかなり期待が高まります!
豪華キャスト陣がどのような推理合戦を繰り広げるのか、今から放送が待ちきれないですね!