2022年の大河ドラマとして、放送前から話題になっている「鎌倉殿の13人」。
鎌倉幕府の執権である主人公・北条義時の生涯を描く作品ですが、まだ未発表のキャストが多くいます。
その中で、北条義時の子孫を残すパートナーが誰になるのか、気になりますよね。
今回は、「鎌倉殿の13人」でヒロインを演じるキャストについて、調査しました!
北条義時の正室:姫の前は?
比企朝宗の娘で源頼朝の御所に勤めることになる女官・姫の前。
他に類をみない権力を持っており、絶世の美女で頼朝のお気に入りでした。
北条義時は姫の前にぞっこんとなり、一年間恋文を送り続けていましたが、まったく相手にされませんでした。
見かねた頼朝は義時に、「離別しない旨を書いた起請文を用いて嫁に行け」と、姫の前に働きかけるのです。
その後、姫の前は1192年に義時の正室となり、北条朝時、北条重時を産みました。
しかし、源頼朝がこの世を去ってから、北条氏と比企氏が関係悪化となってしまい、北条時政らによって姫の前の実家である比企氏が滅ぼされてしまいます。
鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』によると、「権威無双の女房。」とありますので、強気な美女に演じてほしいですね。
ちょっと毒舌もできる気の強い女王様キャラということを考えると、柴咲コウさんや菜々緒さんが似合いそうです。
ほかにも、ネット上では恒松祐里さんが候補にあがっていました。
長澤まさみさんを推す声もあったのですが、すでにナレーションで発表されているので、可能性は低そうです。
2月16日に、正室の比奈役が発表され、堀田真由さんに決定しました!
北条義時の継室:伊賀の方は?のえ?
北条義時の二番目の妻となるのが、伊賀の方。
姫の前と離別した義時は、伊賀朝光の娘である伊賀の方を継室に迎えました。
のちに政村・実泰を出産しています。
伊賀の方は義時の急死後、息子たちを将軍に擁立しようとしますが、尼将軍である北条政子が立ちはだかり、失敗に終わります。
伊賀の方は伊賀氏の変で幽閉の身となり、その後死去したと言われています。
義時の死に関して、伊賀の方が薬を飲ませて殺したという説もあり、物語のキーパーソンになるのは間違いないですね。
伊賀の方については中盤以降の出演になるので、三谷幸喜氏の脚本の中でも、まだ登場していないと言われています。
番組のナレーションを長澤まさみさんが務めることは先述しましたが、中盤以降に伊賀の方を演じるという可能性もなくはないです。
ほかにも、夏帆さんや比嘉愛未さん、櫻井日奈子さんらを推す声があがっていました。
この伊賀の方にあたるのが、菊地凛子さん演じるのえですね。
のえ役は、2022年6月9日に発表されました。
北条義時の側室:阿波局、伊佐朝政の娘は?
北条泰時の母に当たる人物ですが、名前に信ぴょう性が無いことでも知られています。
御家人・加地信実の娘に「阿波局」という名前がいたため、その人物ではないか?と見られています。
北条義時にとって最初の妻だったのですが、身分が低く正室にはなれなかったとか。
そして、義時は姫の前に一目ぼれしたため、そちらを正室に迎えました。
謎多き北条泰時の妻で、伊佐朝政の娘、そして北条有時を産んだということしかわかっていません。
ほかにも生母不明の義時の子どもたちがいるので、その子たちの母である可能性は大いにあります。
謎多き側室なんですが、北条時政の孫で、北条雅子は叔母にあたるとされています。
北条氏とは関係が深く、「江間殿妾」とされているので、妾扱いだったのは間違いなさそうです。
阿波局は側室だったからか控えめな性格だったようで、他の女性たちのように前に出ることもありませんでした。
登場するかも不明ですが、候補の中には山本美月さんがあがっています。
しかし、義時の弟北条時房役に、山本美月さんの夫である瀬戸康史さんが決定しましたので、この配役はなさそうですね。
ちなみに、北条義時さんの妹にも「阿波局(あわのつぼね)」という女性がいるので、とてもややこしいですね。
妹の阿波局は阿野全成に嫁ぎ、鎌倉幕府や北条家を支える重要な役割を果たしました。
この妹役は、宮澤エマさんが演じることに決定しています。
そして、最初の妻阿波の局は、新垣結衣さん演じる八重にあたります。
北条義時のヒロインは誰?
北条義時は何人も妻を迎えていますから、誰がヒロインになるかというのは予想がしにくいですよね。
現在のところ、北条義時の初恋の人・源頼朝最初の妻となる八重が、最終的なヒロインになるのでは?と言われています。
八重は新垣結衣さんが演じることが決定しており、物語のキーパーソンとなるのは間違いなさそうです。
八重はつらい宿命を抱え、「愛を生涯失うことがなかった」とされていますので、新垣結衣さんが凛とした女性を演じることが期待されます。
八重の生涯については諸説ありますが、「義時の初恋の人」ということで、ひそかに思いあっているのでは・・・と予想されます。
この「初恋の人」というのは大河ドラマ内でできた設定なので、義時と八重のラブストーリーを描くための伏線な気もしますね。
義時は頼朝が挙兵した頃に「北条四郎」と名乗っていますので、八重の再婚相手が義時となれば、物語のためにあえて設定したのでしょうね。
果たして『鎌倉殿の13人』のヒロインは、誰が演じるのでしょうか?
まとめ
今回は、「鎌倉殿の13人」でヒロインを演じるキャストについて、紹介しました。
小栗旬さん演じる義時の妻となる人物なので、誰が演じるかはかなり重要になってきますよね。
最終的にヒロインを演じるのが新垣結衣さんとなれば、盛り上がること間違いないですね。
これからのニュースにも注目です!
追記、2022年6月9日時点で、妻のキャスティングがすべて出そろいました!
- 最初の妻 八重:新垣結衣
- 二番目の正妻:姫の前:堀田真由
- 三番目の妻:菊地凛子
皆さん、予想は当たったでしょうか?全然こちらの予想とは違う顔ぶれでした。
ストーリーも、これから更に面白くなっていきそうですね!