福山雅治さん主演で大ヒットとなった『ガリレオ』シリーズ。
初期から湯川の相棒をつとめていた刑事・内海薫役に、柴咲コウさんが復帰することが発表されました。
同シリーズのファンからは歓喜の声が上がっていますが、復活した理由が気になりますよね。
今回は、「ガリレオ」新作で柴咲コウさんが復活した理由について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
「ガリレオ」新作で柴咲コウが復活した理由は?
東野圭吾氏の小説がもととなって、ドラマや映画と大ヒットを記録してきた、「ガリレオ」シリーズ。
原作の第9弾にあたる「沈黙のパレード」が映画化され、主演の福山雅治さんは、天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学役で続投します。
正義感溢れる警視庁捜査一課の刑事・内海薫を柴咲コウさんが、湯川の大学の同期で内海の先輩刑事・草薙俊平を北村一輝さんが演じます。
初期の主要キャストが再集結することとなり、ファンからは歓喜の声があがっていました。
柴咲コウさん復活に伴い、主題歌もふたたび柴咲コウさん&福山雅治さんの音楽ユニット「KOH+」が手掛けることとなりました。
柴咲コウさんが出演した「ガリレオ」シリーズでは、すべてこのユニットが主題歌を担当しており、今回は福山雅治さん書き下ろしの新曲『ヒトツボシ』が主題歌になります。
村上淳さん演じる罪を逃れた男・蓮沼と、人生を狂わされた人々が起こす事件に、湯川と内海が再びタッグを組んで挑んでいきます。
今回柴咲コウさんが14年ぶりにガリレオシリーズ復活となりましたが、その背景には何があったのでしょうか?
柴咲コウの所属事務所の金銭問題
柴咲コウさんは現在、自身が代表をつとめる「レトロワグラース(レトロワ社)」を経営しているのですが、2021年末の決算は、1億6718万円の赤字だったそうです。
2016年にレトロワ社が設立されて以来、楽曲の知的財産管理、ファンクラブ運営、アパレル事業などを展開してきました。
しかし、2020年に柴咲コウさんが大手芸能事務所から退所したあたりから、経営状態が不安視されていたそうです。
2019年末の時点ですでに、約6800万円の赤字決済だったレトロワ社。この5年で累積赤字は、4億円以上とされています。
この“赤字報道”に比例するかのように、柴咲コウさんは最近、ドラマや映画の出演を増やしています。
2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演をつとめて以降、出演が減っていたドラマですが、朝ドラ『エール』、『35歳の少女』、『インビジブル』と、精力的に出演しています。
映画も『沈黙のパレード』のみならず、『ホリック xxxHOLiC』『月の満ち欠け』と、2022年だけで3作が公開予定です。
『ガリレオ』復活が報じられるやいなや、ネット上では『だから最近ドラマや映画に出演しているんだ』と、納得する声があがっています。
とにかく社長である柴咲コウさんが、自ら稼がなければいけない、と奮闘しているのかもしれませんね。
吉高由里子シリーズが不評だった
ドラマの第二シリーズに、柴咲コウさんの後任として出演していた、吉高由里子さん。
吉高由里子さん演じる岸谷美砂は、エリートでキャラ強めで、最初から戸惑いの声が多かったようです。
しかし、ふたを開けてみれば初回から22.6%という高視聴率で、全話平均19.9%と、2013年上半期最高視聴率ドラマになりました。
その後公開された映画『真夏の方程式』も、興行収入33億1000万とヒット作となりました。ただ、柴咲コウさんがヒロインを務めた「容疑者Xの献身」の興行収入49億には、届きませんでしたね。
ネット上でも、「やはり湯川の相棒は内海」と、再出演を望む声が多くあり、今回の復活につながったのかもしれません。
今回の『沈黙のパレード』は、原作の評価がとても高く、「ガリレオ」シリーズで最も好き!といった声も多くあります。
この作品を見る前に、「容疑者Xの献身を見て欲しい」という声もあり、作品の背景を受けて、柴咲コウさんが出演するのかもしれないですね。
映画と時を同じくして放送される「ガリレオ 禁断の魔術」では、相棒役で新木優子さんが出演します。
新木優子さんが演じる相棒も、楽しみですね。
柴咲コウが前回降板した経緯も調査!
柴咲コウさんの出演した「ガリレオ」第一シーズンは大好評だったのですが、なぜか第二シーズンは吉高由里子さんに交代となっています。
- ドラマ第1シーズン「ガリレオ」(2007年10月~12月):柴咲コウ
- 特別ドラマ「ガリレオΦ(エピソードゼロ)」(2008年10月4日) :柴咲コウ
- 特別ドラマ「ガリレオXX(ダブルエックス)内海薫 最後の事件 弄ぶ」(2013年6月22日):柴咲コウ
- 映画「容疑者Xの献身」(2008年10月4日):柴咲コウ
- ドラマ第2シーズン「ガリレオ」(2013年4月~6月):吉高由里子
- 映画「真夏の方程式」(2013年6月29日):吉高由里子
- 映画「沈黙のパレード」(2022年9月1日):柴咲コウ
柴咲コウさんのポジションになった吉高由里子さんは、福山雅治さんと同じ事務所の後輩です。
同年6月公開の劇場版第二作「真夏の方程式」でも、吉高由里子さんが出演したため、柴咲コウさんは永久的な降板かと思われていました。
今回14年の時を経て、「ガリレオ」の世界に戻ってきた柴咲コウさん。そもそもなぜ、第二シリーズで降板となったのでしょうか。
織田裕二との不仲説
柴咲コウさんはかねてから、織田裕二さんと犬猿の仲であることを噂されていました。
『真夏の方程式』では織田裕二さんが、事件にかかわる重要な役を演じるということで、柴咲コウさんが共演NGをつきつけたとか。
福山雅治さんが織田裕二さん主演の映画『アマルフィ 女神の報酬』『アンダルシア 女神の報復』に特別出演したので、そのお返しでガリレオへの出演が決まったようです。
『真夏の方程式』の監督は、織田裕二さんと親交のあるフジテレビ・西谷弘氏だったため、柴咲コウさんが降板するのは想定の範囲内だったとか。
柴咲コウさんは、映画『アマルフィ 女神の報酬』の続編ドラマ『外交官 黒田康作』でヒロインを演じていました。
織田裕二さんは、『踊る大捜査線』に続く人気シリーズになる、と張り切っていましたが、平均視聴率10.1%といまいちな結果に。
連ドラ主演作初となるヒト桁台の視聴率も記録してしまい、収録中にかなりイラ立っていたそうです。
そして、柴咲コウさんの演技を『何か、違うんだよ』と責めたてたといいます。
演出にも口を出し、最終的に自分のセリフを増やし、柴咲コウさんのセリフを一部カットする事態にまで。
柴咲コウさんはこれに激怒し、スピンオフ映画『アンダルシア~』の出演をドタキャンしています。この一件で、共演NGとなったそうです。
柴咲コウが自ら申し出た
柴咲コウさんの降板については、ガリレオの鈴木吉弘プロデューサーがコメントしています。
「映画の撮影後に談笑していると、続編の話が出たんです。そしたら“次の相棒は私じゃない方がいいんじゃない?”と言われました」
エンタMEGA
柴咲コウさんいわく、「湯川先生の隣には、彼を理解できず、振り回されてイライラしっ放しの新人がいい。それでこそ、湯川先生の魅力が引き立つ」とのこと。役柄への配慮ということですね。
その後、柴咲コウさんはスピンオフ作品にも登場していますが、降板は本人の意思だったことが明かされています。
しかし、内海薫を観たい!という要望があまりに多かったので、いろいろな憶測が飛び交っていたようですね。
役に対する配慮というのも、クリエイディブな柴咲コウさんらしいですよね。
個人的には、柴咲コウさんがヒロインの方がしっくりくるので、とても楽しみです。
まとめ
今回は、「ガリレオ」新作で柴咲コウさんが復活した理由について、紹介しました!
柴咲コウさん演じる内海が大変人気だったことや、経営している事務所の金銭問題などもあるようです。
前回の降板劇はいろいろな説が浮上していましたが、柴咲コウさん自ら申し出たというのが真実のようです。
今後の情報にも注目ですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。