「砂時計」「セクシー田中さん」などの作品で知られる人気漫画家・芦原妃名子さんが、亡くなっていたことが分かりました。
現場の状況から自殺とみられており、芦原妃名子さんはドラマ「セクシー田中さん」の制作過程でトラブルがあったことを告白していました。
今回は、芦原妃名子さんの遺書やトラブル内容について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
芦原妃名子の遺書の内容は?
漫画家の芦原妃名子さんが、2024年1月29日に栃木県内で亡くなっていたことが分かりました。
死因は自殺だと報道されていますが、その理由としては「遺書のようなものが見つかった」ということでした。
現時点で遺書の具体的な内容は、分かっていません。
芦原妃名子さんは1月28日から行方不明となっており、関係者から捜索願が出されていました。
死因も今のところ断定されておらず、警察による検証がされている最中ということでした。
芦原妃名子さんが発見された場所は、栃木県日光市の川治ダムだったそうです。
この場所は過去に自殺者が何人か出ていたことから、芦原妃名子さんもここを選んだのかもしれません。
本名「松本律子」さんは兵庫県出身で、1994年に別冊少女コミックの「その話おことわりします」でデビューしました。
「砂時計」「Piece」「Bread & Butter」などのヒット作を手掛け、「セクシー田中さん」は現在7巻まで発売されており、「姉系プチコミック」で連載中でした。
今回の訃報を受けて、おそらく打ち切りになると思います。
なぜ芦原妃名子さんが自ら命を絶ったのか、真相は遺書に書かれていると思われますが、公表されるかどうかは遺族の意向に寄るでしょう。
芦原妃名子の『セクシー田中さん』トラブルまとめ!
芦原妃名子さんは、日テレで放送されていたドラマ「セクシー田中さん」の制作陣と、トラブルとなっていたことが分かっています。
脚本家の相沢友子さんが、最終回の内容の賛否について自身のインスタグラムでコメントしており、ラストの9、10話は脚本を書いていないことを明かしていました。
不本意な終わり方をしたということでしたが、それを受けてか芦原妃名子さんは、1月26日にトラブルの経緯をブログで説明しています。
ドラマの第9話・10話の脚本は、芦原妃名子さんが書かざるを得なくなり、その経緯を小学館と相談した上で、公表することにしたそうです。
一見奇抜なタイトルの漫画ですが、「自己肯定感の低さから生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える様な作品にしたい」という思いが込められた作品でした。
芦原妃名子さんはドラマ化にあたって、「必ず漫画に忠実に」という条件を提示していたものの、ふたを開けってみると大きく変更された内容になっていたそうです。
芦原妃名子さんは、ドラマ放送終了するまで、一度も脚本家や制作陣と直接会うことがなかったそうです。
ドラマ化の条件を提示
ドラマ化にあたって芦原妃名子さんがお願いしたのは、以下の通りです。
- 「必ず漫画に忠実に」。異なる場合は、しっかりと加筆修正をさせてもらう
- 漫画が完結していないので、ドラマなりの結末を設定する際も、漫画のこれからに影響を及ぼさないため、「原作者があらすじからセリフまでを用意する」
- 原作者が用意したものは原則変更しない
- ドラマオリジナル部分は原作者が用意したものを、そのまま脚本化する
- 場合によっては、原作者が脚本を執筆する
これらを小学館から日本テレビに伝え、何度も確認した結果、ゴーサインを出したそうです。
改変されていた内容は?
しかしふたを開けてみると、毎回漫画を大きく改編したプロットや脚本が、提出されてきたそうです。
- 漫画であえてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられた
- 個性の強い各キャラクター(特に朱里・小西・進吾)が原作から大きくかけ離れた人物になった
- 「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」など、作品の核として大切に描いたシーンが大幅にカット
- まともに描かれていない理由を聞いても、納得のいく返事はなかった
結果として、8話までの脚本を担当した相沢友子さんは、9話、10話の脚本には関わらないということで、芦原妃名子さんが担当することになりました。
最終回に賛否があった
芦原妃名子さんは最終話について、「私の力不足が露呈する形となり反省しきり」と謝罪しています。
漫画のしめ切りもあったため、かなりタイトなスケジュールで脚本を執筆することになっていたそうです。
これについて、「なぜ原作者が謝罪しなければいけないのか」という声も多くあがっていました。
ドラマ「セクシー田中さん」の最終回の終わり方に、SNSでは賛否両論あったそうです。
最終回が良かったと言う声も多いものの、「違和感がある」という声もありました。
原作漫画はまだ連載中で、ドラマで結末を迎えることは難しい、と苦言を呈する人もいたようです。
芦原妃名子さんは1月28日に一連のポストを削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と謝罪しています。
そして、29日に帰らぬ人となってしまいました・・・
まとめ
今回は、芦原妃名子さんの遺書やトラブル内容について、紹介しました!
芦原妃名子さんの死因は自殺で、遺書が見つかっているものの、内容は現時点ではわかっていません。
ドラマ「セクシー田中さん」の脚本をめぐるトラブルもあり、芦原妃名子さんが追い詰められていたことが予想されます。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。