22年8月17日、スーツ服でお馴染みのAOKIホールディングス元会長・青木拡憲氏が逮捕されました。
東京オリンピックのオフィシャルスポンサーになるべく、組織委員会に賄賂を送ったという汚職事件が発覚しています。
そんな中、青木拡憲氏が韓国人ではないか?という噂が浮上しているようなんです。
今回は、青木拡憲氏が韓国人と言われる理由について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
青木拡憲が韓国人と言われる理由は?
結論から言うと、青木拡憲氏は日本人である可能性が高いと思います。
韓国籍だと噂される理由は、いくつかあるようです。
朝鮮系の企業に依頼
2016年、AOKIが中国内にある朝鮮総連系企業から、スーツを仕入れたことが報道されました。
総合スーパーのイトーヨーカ堂と紳士服のAOKI(アオキ)が、北朝鮮労働者の働く中国内の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系企業製造の衣料を日本国内で販売していたことが31日、分かった。
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政府は核実験を強行したとして、北朝鮮からの輸入を禁止していたのですが、第三国からの輸入は野放し状態だったようですね。
北朝鮮では、日本向けスーツなどを生産し、別の会社経由でイトーヨーカ堂やAOKIに納品したようです。
この件で、北朝鮮の工場で働く労働者への賃金が、倍増したというニュースでした。
アパレル業界では人件費を抑えるため、東南アジアの工場にお願いすることが多いそうですが、わざわざ朝鮮系企業に依頼したとことで、「韓国籍なのでは?」と言われたようです。
名前が在日韓国人の特徴に似ている
青木拡憲氏の「青木」という苗字が、左右対称であることから、「韓国の通名ではないか」という噂が広まっていたようです。
在日韓国人は通名を使用する際、左右対称の漢字を選ぶことが多いということでした。
「青木」という名字は日本では一般的なので、通名かどうか見分けがつかないですよね。
そして、青木拡憲さんの「拡憲(ひろのり)」という名前が読みにくいので、日本人にはなかなかいない=韓国人、と言われたようです。
ただ、青木拡憲氏の出身は、長野県長野市篠ノ井で、両親は米穀商・青木商店を経営していました。
米穀商は、先祖代々家業としているところが多く、ご両親も日本人で間違いないと思います。
青木拡憲の経歴
青木拡憲氏は長野県長野市篠ノ井で誕生し、「米穀商・青木商店」の長男として育ちました。
その後父親が質屋を開業するも、経営は難航していたようです。
長野商業高校卒業後は、自分が着用して理解できる洋服を販売することを決意します。
7歳年下の弟・青木寶久氏と一緒に個人商店「洋服の青木」を創業し、背広の行商をスタートさせました。
しばらくは赤字経営が続いていましたが、長野駅前店を開店すると、黒字経営に回復します。
当時、1着の値段がサラリーマンの月給ほどだった高級品のスーツを、日替わりで着られるように革命を起こします。
1976年8月には、AOKIホールディングスを設立し、同社代表取締役社長に就任しました。
その後は長野県を皮切りに、本格的なチェーン展開をスタートさせます。
1977年には東京へ進出し、売り場面積の広い郊外型店舗を展開。本社を長野から横浜に移転させます。
大型店を通じ、首都圏でも人気となり、1991年には紳士服専門チェーン企業として初めての、東証一部に上場しました。
1990年代前半のバブルを崩壊を経て、ブライダル事業やネットカフェ事業も展開します。
2003年には漫画喫茶の「快活クラブ」をオープンさせたほか、低価格ラインの「ORIHICA」も展開します。
青木拡憲の息子は?
青木拡憲さんは2010年、社長職を息子に譲り、自身は会長となりました。2014年には長年の功績が評価され、「紺綬褒章」を受章しています。
その後、自身が80代となり、会社の若返りを図るため、2022年6月末をもってAOKIホールディングスの会長職を退任しています。
弟の寶久氏も、同じタイミング副会長を退任しています。
これに伴い、息子の青木彰宏さんは会長となり、青木家以外の東英和さんが、新たな社長に就任しています。
兄弟二人三脚でここまで会社を大きくするとは、敏腕経営者であることが分かりますね。
このような背景もあり、AOKIは家族経営色が強いのが分かりますね。
現在AOKIホールディングスの社長に就任したのは、次男の青木彰宏さん。
長男の青木柾允さんは、AOKIホールディングスの常務取締役、およびアニヴェルセルの会長に就任しています。
アニヴェルセルは結婚式場で有名で、表参道やみなとみらいに店舗があります。このように、AOKIホールディングスは複数の事業を行っているようですね。
東京五輪の汚職事件について調査!
東京五輪・パラリンピックの大会スポンサーとなるために、計5100万円の賄賂を送ったとして、贈賄容疑で青木拡憲氏ら3人が逮捕されました。
東京オリンピックの元理事は、AOKIがスポンサーに決まる前に、青木拡憲氏にスポンサーになる意向を確認していたそうです。
4段階のスポンサー枠で最もランクが低い「オフィシャルサポーター」になるべく、基準額の15億円を提示したそうです。
しかし、AOKIの功績から、半額の7億5000万円でスポンサーになれると提案してきたとか。
元理事と前会長はその後も会合を重ね、同年夏までに7億5000万円のうち2億5000万円を元理事が推薦する競技団体の強化費として先払いすることで合意。元理事は組織委に「5億円でAOKIHDがスポンサーになる意向がある」と報告し、実際に基準額の3分の1の5億円で契約が結ばれた。
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スポンサー集めは「電通」が営業をかけるのが一般的で、理事が直接金額交渉に関与するのは異例だったようです。
元理事は、AOKI幹部3人から有利な取り計らいを受けたいという依頼を受け、計5100万円の賄賂を受け取ったとして、逮捕されています。
他に贈賄容疑で逮捕されたのは、青木拡憲氏の弟で前副会長の青木寶久氏。兄弟そろっての逮捕となってしまいました。
青木拡憲氏らは、贈賄罪の公訴時効が3年ということもあり、2800万円分について逮捕されています。
AOKIは「捜査に全面的に協力してまいります。」と、謝罪のコメントを発表しています。
まとめ
今回は、青木拡憲氏が韓国人と言われる理由について、紹介しました!
名前の漢字や過去の言動から韓国人だと言われているようですが、純日本人のようですね。
兄弟二人三脚でAOKIホールディングスを大きくしてきた功績があるので、今回の汚職事件は非常に残念ですね。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。