菅総理が不出馬を決め、9月17日に行われる自民党総裁選に5名の候補者が浮上し混戦が予想されています。
政治評論家ジャーナリストやネット上の予想や見解をまとめました。随時追記していきます。
自民党総裁選予想まとめ:政治評論家やネットでの見解は?
9月4日時点の候補者5名の状況
石破元幹事長:立候補検討中「何が国民や党のためにとるべき道かを同志の皆さんと相談しながら、しかるべき時に決断したい」
河野太郎行革相:出馬の意向
岸田文雄前政調会長:立候補表明
高市前総務大臣:出馬表明 9月9日
野田幹事長代行:立候補検討中、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向け、協力を要請中
政治ジャーナリストの田崎史郎の予想は「岸田氏」
- 名前:田崎史郎(たざき しろう)
- 生年月日:1950年6月22日
- 中央大学法学部卒業
- 駿河台大学客員教授、政治評論家
政治ジャーナリストの田崎史郎さんが、日本テレビ系「ウェークアップ」に9月4日にリモートで生出演しました。
本命は岸田(文雄)さんだと思います。対抗が河野太郎さん、高市早苗さん。そして、穴と言ったら失礼ですが石破(茂)さん
河野太郎さんは、麻生派の支持を得る。大半は河野さん、麻生派の一部は岸田さんに流れると思います。高市さんは、最大派閥の細田派、3、40人を固めるだろうと思います
政治ジャーナリストの加藤清隆:高市氏と岸田氏の決戦投票
- 加藤清隆(かとうきよたか)
- 生年月日:1952年5月18日
- 早稲田大学政治経済学部卒
- 政治評論家 文化人放送局MC
加藤清隆氏は、インターネット放送局「文化人放送局」で司会を務めています。9月4日に自身のTwitterで、高市氏と岸田両氏による決選投票を予想しました。
自民党総裁選はこの一両日で情勢が激変。トップを走っていた岸田氏が想像以上にリベラルということが分かり、安倍、麻生両氏が岸田支持を外した。逆に安倍氏が高市支持を公言、麻生氏も同氏を高く評価し、現状では高市氏がトップ。高市、岸田両氏による決選投票が予想される。注目の河野氏は反発も多い
twitter
ジャーナリスト鈴木哲夫:岸田、河野、石破で拮抗
- 鈴木哲夫(すずきてつお)
- 生年月日:1958年7月18日
- 早稲田大学法学部卒
- 政治ジャーナリスト、元ニュースキャスター
Mr.サンデーでジャーナリストの鈴木哲夫氏は、岸田氏、河野氏、石橋氏が拮抗する事を予想しました。
党員人気が高い石橋氏。国会議員票を合わせると三者が拮抗すると予想。石破氏が今後不出馬の意を表明した場合は、岸田氏が有利になるとみています。
政治ジャーナリスト鮫島浩:本命は石破氏
- 名前:鮫島浩(さめじまひろし)
- 京都大学法学部卒
- 元朝日新聞政治部デスク、政治ジャーナリスト
元政治記者の鮫島浩さんは、本命を石破元幹事長に、対抗として河野太郎氏の名前を挙げました。
石破氏は、阿部・菅政権からの刷新を求める党員からの投票で有利だと見られています。二階幹事長の後ろ盾もあり、本命と予想。
対する河野太郎氏も世代交代を求める声からの支持が強いですが、安倍・菅政権の主要閣僚を務めた事がマイナスに働く可能性も指摘されています。
政治アナリスト大濱崎卓真:本命は河野太郎
- 名前:大濱崎卓真(おおはまざき たくま)
- 生年月日:1988年1月27日
- 青山学院大学経営学部中退
- 選挙コンサルティング、ジャッグジャパン株式会社代表取締役
大濱崎氏は、本命は河野太郎氏だと予想。麻生派の多数に加え、選挙の顔として中堅・若手議員が派閥横断的に支持していると見込んでいます。
対抗の岸田氏は、岸田派以外からの支持を集める事ができれば、決戦投票で逆転も有り得るとみています。
日経新聞:9月5日世論調査 河野氏がトップ
5日の日経新聞の報道では、共同通信社が4、5両日に実施した全国緊急電話世論調査で、次の首相に「誰がふさわしいか」と聞いたところ、
河野太郎規制改革相が31.9%でトップだった。石破茂元幹事長26.6%、岸田文雄前政調会長18.8%が続いた。4位以下は野田聖子幹事長代行4.4%、高市早苗前総務相4.0%、茂木敏充外相1.2%、下村博文政調会長0.6%
また、次の首相に何を最も望むか尋ねると「国民への説明能力」36.3%、「リーダーシップ」28.4%が多かった。
Yahoo!ニュース みんなの意見では高市氏がトップ
9月9日時点のYahoo!ニュース「みんなの意見」の投票では、高市氏がトップで48.6%を占め国民の人気の高さが伺えました。
自民党総裁選予想まとめ
自民党総裁選に向けた、政治ジャーナリストや世論調査による予想をまとめました。