タカラジェンヌで活躍していた有愛きいさんが、いじめを苦に飛び降り自殺したことが明らかになりました。
有愛きいさんを自殺に追い込んだ主犯格が報じられており、宝塚歌劇団では、度々いじめ問題が起こっています。
今回は、友愛きいさんのいじめの真相について、紹介します!
※本投稿は週刊文春の記事内容が事実だと断定するものではありません。
友愛きいいじめの犯人と原因は?
有愛きいさんが飛び降り自殺したことが報道され、所属していた宙組の宝塚大劇場が、11月5日までの全日程を中止することが発表されました。
さらに、11月10日開幕予定だった雪組の公演も、11月23日までの中止が発表されています。
友愛きいさんは、マンションの18階から飛び降りをはかっており、かなり追い詰められていたのでしょう。
このマンションは、有愛きいさんのお父さんが所有しているマンションで、双子の妹・一禾あおさんと一緒に暮らしていました。
2人はとても仲が良く、普段から相談しあっていましたが、非常に残念な結果となってしまいました。
いじめの原因は?
有愛きいが飛び降り自殺したのは、先輩からのいじめが原因と週刊文春の報道では言われています。
9月30日に、25歳のタカラジェンヌが飛び降り自殺したと報道され、翌10月1日には、宝塚歌劇団の宙組公演において、有愛きいさんの休演が発表されました。
このときはまだ自殺したのが友愛きいさんと発表されていなかったのですが、ファンの間ではすでに「有愛きいが飛び降り自殺した」と噂されていました。
まだ25歳という若さで自ら命を絶ってしまった有愛きいさん。
なぜいじめを受けていたかというのははっきりしていませんが、宝塚では根強いいじめの文化があったそうです。
有愛きいさんは新人の中でもトップだったので、上級生から目をつけられていたようですね。
周りは見て見ぬふりで、亡くなる直前も、夜中の12時過ぎまで怒号を浴びせられていたとか。
学年で上下関係が決まる世界で、組によって風習が異なり上級生が親身な組もあれば、体育会系で上下関係が厳しい組もあるようです。
組が同じである以上、逃げ場がないので、有愛きいさんは誰にも相談できなかったのかもしれません。
リーダー役が重かった
有愛きいさんは、入団1年?7年目の生徒でおこなわれる新人公演において、宙組リーダーを任されていました。
しかし、リーダー役はかなり大役だったようです。
有愛きいさんが所属している宙組は、同期である103期生は3人在籍しています。
そのうち男役の亜音有星さんが休演中だったので、有愛きいさん含め2人で新人公演の準備をする必要がありました。
月組に同期は7人、花組には8人ということで、他と比べて宙組の負担はかなりのものだったでしょう。
新人公演は、宝塚の生徒たちがフォーメーションや演出の一部を手掛けるのですが、これをめぐっても亀裂が生まれやすいそうです。
下級生からも突き上げがあったのようで、有愛きいさんは板挟み状態だったようですね。
有愛きいいじめの主犯格4人は?
有愛きいさんは宙組に所属しており、後述する天彩峰里さんからのアイロン火傷いじめがあったので、自殺の原因だと言われていました。
しかし、実際に自殺に追い詰めたのは、宙組の上級生4人だったようです。
9月28日、宙組公演「PAGAD」の通し稽古中に、上級生4人から「下級生の不手際は全てお前の責任」と言われていたとか・・・
有愛きいさんをいじめていた上級生4人は、2023年10月11日に週刊文春に匿名の方からの情報で報じられています。
松風輝(まつかぜ あきら)
宙組組長の松風輝さん。2006年に92期生として入団し、2023年6月に空組組長になったばかりでした。
松風輝さんからは、至近距離で「マインドが足りない」「マインドがないのか!」と罵声を浴びせられたそうです。
「下級生の不手際は全てお前の責任」と言ったのも松風輝さんのようで、いじめの中心人物と言われています。
芹香斗亜(せりか とあ)
宙組男役トップの芹香斗亜さんは、2006年に93期生として入団し、2023年6月で宙組男役トップスターに就任しました。
芹香斗亜さんは有愛きいさんに対し、休憩時間も罵声を上げていたそうです。
宙組組長と宙組トップから罵声を浴びせられつつづけるのは・・・精神的に追い詰められてしまいますね。
優希しおん(ゆうき しおん)
宙組男役の、優希しおんさん。2014年に100期生として入団しています。元プロ野球選手・清原和博さんの親戚のようですね。
優希しおんさんは、下級生への陰湿ないじめ常習者だそうで、「嘘つき野郎!」と罵ったそうです。
花菱りずさんと交互に、有愛きいさんへの罵倒を繰り返していたといいます。
花菱りず(はなびじ りず)
宙組娘役の花菱りずさんは、2011年に97期生として入団しています。
前述した優希しおんさんと交互に、「この嘘つきが!!」などの暴言を吐いていたそうです。
宝塚歌劇団の「清く、正しく、美しく」が、一切感じられない卑劣ないじめ行為ですね・・・
天彩峰里のヘアアイロン事件とは?
有愛きいさんが自殺した原因の一つとして、いじめでおでこを火傷させられた、という噂があります。
2023年2月、有愛きいさんがいじめで火傷を負わされたという報道がありました。
宙組の娘役・天彩峰里さんが、ヘアアイロンで下級生の額にやけどを負わせ、芹香斗亜さんが引いていたという内容でした・・・
この時の下級生というのが、有愛きいさんだと噂になっていたのです。
天彩峰里さんは下級生に対し、「髪型の作り方を教えてあげる」と、無理やりヘアアイロンをおでこに押し付けられたというのです。
抵抗したもののアイロンを押し付けられ、額にはミミズばれのような跡が残ってしまい、それをメイクで隠して公演に出演したそうです。
天彩峰里さんはとても気が強く、下級生への当たりがキツイことで有名でした。
天彩峰里さんのメアリー役についた後輩は、嫌われないように必死だったそうです。
この事件が発端で、有愛きいさんは2021年秋冬公演「プロミス・プロミス」を、体調不良で全公演休演しています。
劇団側からは、おとがめなしだったのですが、芹香斗亜さんが、天彩峰里さんを避けるようになったとか。
舞台で2人のシーンがあっても、決して視線を合わせず、ファンも違和感を感じるほどでした。
このような事件があったことで、今回の自殺につながっているのでは?と言われているようですね。
いじめ問題が原因なら、劇団側も早く対処するべきですよね。
有愛きいいじめ主犯格への処分はなし?
有愛きいさんのいじめ問題に対し、劇団側の隠ぺい体質や後手後手の対応に、非難が殺到しています。
劇団の内部音声には、有愛きいさんの死に動揺する下級生に対し、上級生は「間違った本人が悪いんです」などと語っていたとか。
休演に対しても「迷惑だ」と発言し、「早く公演を再開させたい」と、パニックになる下級生たちに「さぁ頑張ろう」と言ったそうです。
さすがにこの神経はありえないですし、自分たちの非を認めていないのですね・・・
また、劇団は当初10月22日まで宙組公演を休演し、第三者の弁護士による調査の完了を発表していましたが、調査期間の延期を発表しています。
木場建之理事長は、たった30分で今回の事件調査を行うと発言していたとか・・・
一人の劇団員の命が失われた問題を、たった30分で調査完了できるはずがないですよね。
亡くなる前日の有愛きいさんは、いつもと明らかに違って、やつれた様子だったそうです。
しかし木場建之理事長は、「いつもと変わらない様子だった」と話しています。
ますます隠ぺい体質を疑ってしまいますね・・・
ヘアアイロン事件も、当初は「事実無根」と言いながらも、10月には「当たってしまった」と発言を覆しています。
さらに、有愛きいさんはいじめを宙組のお世話役や、劇団の総務部に相談していましたが、取り合ってもらえなかったそうです。
この報道をきっかけに、根本的に宝塚を変えないと、次の犠牲者が出ることになるでしょう。
宝塚いじめ報道はデマ?
2023年11月14日に、宝塚歌劇団は友愛きいさんの死亡についての調査結果について、記者会見を行いました。
宝塚歌劇団宙組所属女性団員急死問題
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@gtt214214) November 14, 2023
↓
遺族側代理人弁護士記者会見
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一部週刊誌記事、急死女性が上級生からヘアアイロンを額に当てられるなどパワハラは事実
↓
宝塚側
やけどは日常茶飯事
宙組4人はヒアリング拒否
理由はご勘弁を
↓
いじめ確認できなかった
↓
は?
pic.twitter.com/sWkvRSrOr2
そこでは「いじめ、ハラスメント確認できず」と結論づけています。
- ヘアアイロンでの火傷は劇団内では日常的にあること
- 亡くなった方に聞いた時もいじめとは言われなかった
など、いじめに関する事については、認めていません。
いじめがなかったと思いたい気持ちももちろんありますが、
しかし、世間から益々疑念が深まったという印象で、このまま収束するとは思えません。
まとめ
今回は、友愛きいさんのいじめの真相について、紹介しました。
友愛きいさんは、上級生からひどいいじめにあっており、誰にも相談できない状況だったようです。
主犯格4人はすでに特定されていますが、劇団側が処分を考えているという報道はなく、情報元も判明していないことから、真偽を確認している段階だと考えられます。
できれば、この証言が嘘であってほしいと願います。
これからの活躍にも注目ですね!最後までご覧いただき、ありがとうございました。