世界的な音楽家として知られている、坂本龍一さんが、亡くなっていたことが発表されました。
死因は直腸がんということでうが、晩年は厳しい闘病生活を送っていたようです。
坂本龍一さんは、いつからがんを発症していたのでしょうか。
今回は、坂本龍一さんのがんがいつからだったのかについて、調査してみました！ぜひ、最後までご覧ください。
坂本龍一のがんはいつから？
坂本龍一さんは、過去に2度がんを患っています。
中咽頭がん
坂本龍一さんは、2014年3月頃、のどに異物感のような違和感を覚え、日本で人間ドックを受けます。
そのときは特に異常は見つからなかったのですが、だんだん異物感が増してきたため、6月下旬にニューヨークの専門医で検査を受けます。
するとそこで、「中咽頭がん」が発覚しました。
坂本龍一さんは若い頃、暴飲暴食や睡眠をとらないことも多々ありましたが、体が丈夫で平気だったそうです。
しかし40歳過ぎからは、健康には人一倍気を使っていたので、ガン宣告には大きなショックを受けました。
ニューヨークで何度か放射線の集中治療を受けると、うまく食事ができずに、体重は10キロも減ってしまったそうです。
ひげや髪の毛も抜けてしまうなど、副作用にも苦しみました。治療自体は放射線治療が上手く行き、無事に完治したようです。
坂本龍一さんは、このことがきっかけで死を考えるようになり、「ガンと生きる」という連載の中で語っています。
坂本龍一さんの中咽頭がんのステージは非公表でしたが、初期の段階だったと思われます。
「６月末のこと、わたしには中咽頭癌があることが分かり、熟慮の末、しばらく治療に専念することにいたしました。多大なご迷惑をおかけすることは深く承知していますが、自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をせざるをえませんでした。必ずきちんと治して戻ってまいります。」
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中咽頭がんは、放射線治療が一般的で、ほかにも抗がん剤投与や手術もあります。
治療完了後、6年間経過を見て、寛解したことを公表しています。
咽頭がんの要因は、主に喫煙が挙げられ、坂本龍一さんもヘビースモーカーでした。
しかし、胸の痛みを感じることが多くなり、針治療による禁煙に成功します。その後は、まったくタバコを吸わずに生活できていたそうです。
直腸がん
坂本龍一さんは、2020年6月に「直腸がん」が発覚します。すでに両肺にも転移しており、ステージ4の状態でした。
ニューヨークのマンハッタンで生活していた坂本龍一さんは、当時物忘れの多さに悩まされ、日本で人間ドックを受けます。
脳に異常はなかったのですが、肝臓やリンパにガンが見つかり、「何もしなければ余命半年ですね」と言われたのです。
さらに、強い抗ガン剤を使って化学療法を行っても、5年生存率が50％という、衝撃の診断結果を言い渡されます。
医者の淡々とした言い方に、坂本龍一さんは、頭にきたそうです。
いつから転移していたのかは不明ですが、2020年11月～12月あたりにはステージ4だったと思われます。
最初は放射線治療と抗がん剤で治療されていましたが、なかなかがんが無くならなかったそうです。
その後、両肺に転移したがんも摘出し、1年で6回もの手術を受けました。
手術では、原発巣と肝臓2カ所、リンパの腫瘍、さらに大腸を30センチも切除しています。
がんの治療を受けながらも、自宅のスタジオで創作活動を続けていました。
坂本龍一さんは、「これからは『がんと生きる』」と、前向きなコメントされていました。
その後は、通院して投薬治療を続けていたそうです。
2023年1月5日には、NHKで坂本龍一さん特集が放送されており、12月に収録されたようです。
すでに、かなり体力が落ちており、通常のコンサートは難しく、1日2～3曲が限界だったそうです。
坂本龍一のがんの原因はベジタリアンを辞めたから？
坂本龍一さんは、がん発覚直後から、「お肉を食べない生活」をスタートしました。
野菜には、βカロテンなどの栄養素が含まれており、がんの予防に効果があると言われています。
野菜は、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がんの発生リスクを下げ、果物はこれらのがんに加えて肺がんの発生リスクも下げる可能性が大きいことがわかっています。
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野菜や果物に解毒作用があるのは、医学的にも証明されているようですね。
坂本龍一さんは、ヴィーガンやマクロビオティックを取り入れ、一時期はベジタリアンだったそうです。
大好きなお酒や肉は、がんを喜ばせてしまうということで、きっぱりやめていました。
しかし、「人としての闘争本能がなくなる」という理由で、半年ほどでやめてしまったそうです。
がんと直接的な関係があるかは不明ですが、食生活が病気に与える影響は大きいようですね。
坂本龍一さんは、体調不良などを理由に仕事をキャンセルすることもなく、仕事第一で生きてきたようです。
晩年は、治療に専念されていたのですね・・・
まとめ
今回は、坂本龍一さんのがんがいつからだったのかについて、調査しました！
坂本龍一さんは、2014年に咽頭がんを患い、アメリカで放射線治療を受けて緩解されていました。
その後、2020年には直腸がんを隠し、6回もの手術を受け、その後も投薬治療などを続けていたようです。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
