朝の情報番組「スッキリ」が、2022年3月をもって、放送終了することが決定しました。
以前から打ち切りの噂はあったものの、本当の理由がいったい何なのか、物議をかもしているようです。
今回は、『スッキリ』打ち切りの理由について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
『スッキリ』打ち切りの理由がヤバイ?
11月11日、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」の冒頭で、森圭介アナウンサーが番組終了を報告しました。
司会の加藤浩次さんは、「17年間の続けせていただいたのは感謝しかないです。」と、その胸の内を伝えていました。
加藤浩次さんの今後については、このままテレビ業界から消えるのでは?という声も上がっているそうです。
しかし、加藤浩次さんはスッキリ以外にも、『がっちりマンデー!!』『人生最高レストラン』『占いなんて信じない』『極楽とんぼの週末極楽旅』といった、複数のレギュラー番組を抱えています。
テレビで見る機会が減るとは思いますが、仕事がなくなることは無いでしょう。
「実は、昨年末にプロデューサー格のスタッフが5人ほど『スッキリ』から離れているんです。さらに今年度末には、番組の司令塔ともいえる総合演出も交代が決定。明らかに番組の終了を見据えた人事異動といえるでしょう。」
Yahooニュース
「スッキリ」制作費を抑える方針に変更になり、出演を断っていたレベルのゲストも、次々と起用するようになっていたとか。
今回『スッキリ』が放送終了となった理由については、いくつかあるようです。
理由①視聴率の低下
視聴率では、同時間帯トップのテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』に、差をつけられている状態が続いていました。
また、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを担当するTBS系『ラヴィット!』も、かなりの人気でした。
スッキリはかつて、視聴率10%前後で推移し、民放ではトップクラスの人気でした。
しかし、去年には世帯視聴率が5~6%台、個人視聴率が2~3%台と落ち込み、『めざまし8』と2位争いを繰り広げていたようです。
ただ、コア層(13~49歳男女)の視聴率は、スッキリがトップだったこともあり、番組は続くという見方もありました。
抑えたい層の視聴率は獲得出来ているので、問題なかったと思いましたが・・・
理由②アイヌへの差別表現
2021年3月には、アイヌ民族を描くドキュメンタリーを紹介した、お笑い芸人の発言が問題となりました。
放送直後から批判が殺到しており、同年7月にBPOから“放送倫理違反”が指摘され、番組終了が噂されるほどでした。
差別表現とは、芸人が謎かけで“アイヌ”を “あ、犬”と、動物扱いをしていたそうです。
BPOの指摘から1か月後には、番組内で検証がおこなわれ、MCの加藤浩次さんが謝罪する事態となります。
しかし、そもそもこの発言は事前に収録されていたので、しっかりチェックすれば防げたはずです。
制作陣のチェック体制の甘さを、浮き彫りにする結果となってしまいました。
理由③吉本興業からの独立騒動
2019年、吉本興業所属の芸人たちの“闇営業問題”が、大きく報じられました。
その際、加藤浩次さんは『スッキリ』の放送内で、吉本の会社体制を痛烈に批判しています。
“このままの体制が続くのであれば会社を辞める”と発言し、『加藤の乱』と言われるほどの騒動になりました。
その後、エージェント契約に切り替えるも、2022年3月には契約も終了し、独立しています。
この事も「スッキリ」打ち切りに影響があるとみられています。
加藤浩次さんが去ったあとの吉本興業は、川島明さんがMCを務める『ラヴィット!』に注力している、と言われているようです。
情報番組とは全く違った “お笑い路線” が人気を呼び、はゴールデンタイムで特番が放送されるほど。
吉本興業が、加藤浩次さんをつぶしにかかっているのでは?という声もあるほどです。
理由④ジャニーズの圧力
「スッキリ」打ち切りのニュースを受け、ネット上では「タイミング的にジャニーズ事務所の圧力」という声があがっています。
加藤浩次さんは11月7日の放送で、King&Princeの平野紫耀さんら3人がグループを脱退することについて、主観を述べていました。
「海外を目指す権利は全員にある」「優秀な人間を使うのがエンターテインメント」とコメントしています。
「退所することによって仕事が制限されてしまうって、いつまでそんなことやってんの、この芸能界って」「『あいつらはやっぱりすごいよ』ってみんなが言えるような平等な関係が(King & Princeの5人に)守られるべき」
アサジョ
ジャニーズへの苦言と捉えたファンから「よくぞ言ってくれた」と、感謝の声が相次いでいました。
加藤浩次さんは以前から、SMAPの独立騒動などにも触れ、『GQメン・オブ・ザ・イヤー2017』を受賞した際、3人がカットされたVTRに対し、「なんだよそれ」と憤ったりと、マスコミに立ち向かうスタンスでした。
そのためファンの間でも、「ファンの気持ちを代弁してくれる」「加藤さんを口封じするの?」という声があがっていました。
理由⑤加藤浩次のギャラ
番組関係者は「総合的な判断」で打ち切りが決定したと語る一方、加藤浩次さんの高額なギャラも理由の1つとしています。
1回のギャラは100万円前後のため、1年間で2億円を超えます。
このご時世ではあまりにも高すぎて、視聴率とギャラが見合わなくなってきた、ということですね。
平日午前8時台は情報番組の争いが激化する時間帯で、トップをずっと「羽鳥慎一モーニングショー」に奪われたままです。
視聴率が下がれば広告収入は減りますから、出演者のギャラとのバランスが取れなくなってきたとされています。
「スッキリ」の後任番組は?
報道によると、すでに「スッキリ」後任番組のキャスティング調整が、進んでいるということです。
近々、日テレから公式に発表があるでしょうね。
「スッキリ」は2023年3月に終了するので、新しい番組や司会がになる所です。
「ラヴィット!」のような朝のバラエティ番組という噂もありますが、「スッキリ」の後続である「バゲット」も放送終了が決定しています。
その二枠を使って、超大型番組が編成される可能性はありますね。
『バゲット』は、11月から準レギュラーとしてオードリー・春日俊彰さんが加入したばかりですよね。
もしかしたらスッキリ終了後は、オードリー春日さんが司会を務める番組ができるのでは?とささやかれているようです。
まとめ
今回は、『スッキリ』打ち切りの理由について、紹介しました!
2023年3月に打ち切りになることが発表され、加藤浩次さんの言動やギャラ、視聴率など、さまざまな原因が噂されているようです。
公式のアナウンスがないものの、後続番組はすでに調整されているようですね。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。