国民的人気アニメ「スラムダンク」の映画化が決まり、2022年12月3日の公開が待ち遠しいですね。
しかし主要キャストの声優陣が一新され、物議をかもしています。
今までのテレビアニメシリーズファンからすると、かなり衝撃的だったのではないでしょうか・・・
今回は、スラムダンク声優交代の理由について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
スラムダンク声優交代の本当の理由は?
かつて社会現象とまでいわれた人気作品「SLAM DUNK」。1993年から1996年にテレビアニメが放送され、今回『THE FIRST SLAM DUNK』として、映画化が予定されています。
発表前から声優陣の続投を期待する声が多かったのですが、ふたを開けてみると、主要キャストが総入れ替えになる、という事態になっています。
11月4日に配信された「映画『THE FIRST SLAM DUNK』新情報解禁特番」では、あたらしいキャストが発表されています。
- 桜木花道:草尾毅→木村昴
- 赤木剛憲:梁田清之→三宅健太
- 流川楓 :緑川光→神尾晋一郎
- 三井寿 :置鮎龍太郎→笠間淳
- 宮城リョータ:塩屋翼→仲村宗悟
テレビアニメシリーズから、全員が声優変更になるというのは、なかなか衝撃的ですね。
声優が変更された理由は明確化されていないのですが、昔からのファンは、声優変更を受け入れがたいようです。
また、5人全員が現役の声優として活動しているので、「なぜ?」というのが正直な感想のようです。
理由①声優の年齢と梁田清之の病気
「SLUM DUNK」が放送されていたのは、1993年~1996年でした。
最後に放送されてから26年の月日が流れ、声優陣も高齢化しています。
- 桜木花道役 :草尾毅(56歳)
- 赤木剛憲役 :梁田清之(57歳)
- 流川楓役 :緑川光(54歳)
- 宮城リョータ役:塩屋翼(64歳)
- 三井寿役 :置鮎龍太郎(52歳)
全員が50代以上ということで、高校生の役を演じるのは無理があるのでは、という意見ですね。
しかし、全員現役で声優をされていますし、プロの声優は年齢を重ねても、昔の声を出せる人が多いですね。
しかし、26年前となると、多少の違和感はやむを得ないかもしれません。
それなら、いっそ一新した方が良いのでは、という判断になったかもしれません。
そんな中、2022年11月21日に赤木剛憲役の梁田清之さんがお亡くなりになりました。
このことから、声優の発表頃から梁田清之さんが病気などで参加できなかった事が一因ではないかと言われています。
理由②新しいスラムダンクを描きたかった
スラムダンク原作者の井上雄彦さんは、映画について以下のように語っています。
今回の映画は新たな視点で描いたスラムダンクと言えます。
井上雄彦ブログ
キャラクターたちの新たな絵を描く時のように、何度も描いてきたはずだけど初めて出会う人のように、この映画も新たな命のようなものを持つことを願って取り組みました。
30年前には見えなかった視点や、描ききれなかったことを表現したかったようですね。
当時の「スラムダンク」とは違う、新しいものを生み出すために、声優陣を一新したのかもしれません。
理由③新しいファン層も考慮
この『THE FIRST SLAM DUNK』において、最も注目を集めたのが、声優陣ですね。
公式Twitterにもあるように、「はじめて見る方も、とにかく楽しんでもらいたい」という思いがあるのでしょう。
新たにアニメを制作するとなると、声優さんのみならず、監督や脚本、キャラデザなども、変更になるのはやむなしかもしれません。
“なぜあえて今の時代に描き直したのか”というのも、井上雄彦さんが自ら監督・脚本をつとめたことに、つながっていくのかもしれませんね。
スラムダンク声優発表で炎上の経緯は?
2022年11月4日、『THE FIRST SLAM DUNK』の最新情報が、解禁特番配信で公開されました。
主題歌、予告編などが解禁され、声優陣の発表については、批判意見が多く投稿されていました。
原作漫画や過去のアニメファンからは、声優変更や主題歌変更へ、ネガティブな意見が多く聞こえています。
いわゆる「ジャンプ黄金期」を牽引した名作で、当時のバスケットボールブームも生み出すなど、社会現象になった作品です。
「90年代に放送されていた『スラムダンク』のTVアニメは後半部がアニメオリジナルの展開・結末となっており、多くのファンから原作に忠実な再アニメ化が長年待望されていました。そういった背景もあるので、“TVアニメのリメイク”という観点から当時のキャストを期待する声が多かったんだと思います。」
Yahooニュース
多くの人の心のなかに、青春の思い出として刻まれている作品なだけに、これだけの反響があったのでしょうね。
批判コメントを見てみると、一番の原因は「声優交代が発表される前から前売りチケットが販売された」ことのようです。
現在地方局などでアニメの再放送が行われており、過去の記憶のまま映画を見に行く人が多かったこともあります。
アニメは映像はもちろんのこと、強く心に刻まれるのは「音声」ですよね。
安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」が、いまでも胸に響いている人もいるでしょう。
突然の声優変更、そして前売り券発売後というタイミングは、ファンからすると最悪の対応となってしまいました。
交代に明確な理由があって、前売り券発売前であれば、大半のファンは残念に思いながらも、納得してくれたと思います。
もう20年以上前の作品ですし、時代的にも声優の交代は十分あり得たでしょう。
ただ往年のファンからすると、井上先生が監督もつとめ、「昔のまま」で上映されるのでは、と期待してしまいますよね。
新しく声を担当する声優陣は、皆さん実力派ばかりなので、とても素敵な作品になると思います。
しかし、アニメ版の声優続投を期待していた方が多く、「残念」という反応が多いのは仕方ないですね。
まとめ
今回は、スラムダンク声優交代の理由について、紹介しました!
声優の交代理由については明確になっていませんが、「新しい作品をつくる」ことに重点を置いている気がしますね。
往年のスラムダンクファンからすると、声優陣続投を期待しており、発表のタイミングも遅かったことで、炎上してしまったようです。
今後の情報にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。