2022年春ドラマとしてスタートした、木村拓哉さん主演ドラマ『未来への10カウント(みらてん)』。
物語がクライマックスにさしかかっている中、一部で「9話で打ち切り説」が報じられました。
元祖視聴率王の木村拓哉さん主演ドラマということですが、本当に打ち切りになってしまうのでしょうか?
今回は、未来への10カウントの打ち切り報道について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
未来への10カウントは打ち切り?
『未来への10カウント』は、生きる希望をなくした主人公が、人生を再生していく姿を描いた青春スポーツドラマです。
木村拓哉さん演じる桐沢祥吾は、高校時代にボクシング4冠を達成したものの、妻に先立たれ生きる希望を無くしています。
それから30年後に、母校でコーチを務めることになり、教え子とともに成長していくストーリーです。
共演者には、満島ひかりさんや安田顕さん、内田有紀さんら豪華なメンバーがそろっています。
6月2日には第8話「最終章・拡大スペシャル」が放送されますが、一部のメディアで「打ち切り報道」がなされたのです。
現在、その記事は削除されていますが、本来第10話が最終回だったものが、視聴率低迷によって1話短縮し、9話で終了となってしまった、ということでした。
この報道に対し、テレビ朝日は31日におこなわれた会見で、「記事は間違っている」と否定していました。
早河会長は「残り2週となった。
各局のドラマが厳しい状況の中、トップレベルで評価しております。木村さんにとって学園スポーツものという新しい挑戦ですが、最終回に向けて盛り上がると思う」と述べた。
Yahooニュース
このドラマは木曜午後9時枠なのですが、もともと全8話~9話の作品が多いです。
作品によっては10話まで放送する場合もありますが、未来への10カウントも、もともと9話で終了するスケジュールだったようですね。
また、今作は何回も拡大放送しているので、放送時間的には実質10話といっていいでしょう。
視聴率に関しては、たしかに個人全体平均が6・1%、世帯平均が10・6%と、決して高いとはいえません。
木村拓哉さん主演のドラマといえば、高視聴率が定番となっているので、今回は少し残念な数字ですね。
しかし、ここ近年はテレビ離れが加速し、10%の視聴率が取れれば成功、ともいわれています。
これまでの木村拓哉さんのドラマと比べると低いですが、打ち切りになるレベルではないといえますね。
未来への10カウントがつまらないと言われる理由は?
未来への10カウントの視聴率が「つまらない」と言われる理由は、俳優陣ではなく、脚本が面白くないということのようです。
実力派の俳優陣が出そろっていますし、演技力には問題ないはずですよね。
それが、視聴率1桁台になるということは、ストーリーに惹きつけるられない、ということでしょう。
テレビ朝日は昨今、若年層向けの視聴率を上げることを目的にしているので、世帯平均視聴率よりも、コア視聴率(13~49歳の男女)を狙っていたみたいですね。
未来への10カウントも若年層をターゲットにしていたようですが、最近の若年層が青春スポコンドラマに関心を持つのか、という点は疑問が残ります。
ターゲットの年齢層と、ドラマのコンセプトが違うのでは?と思いますね。
若年層にも高齢層にもうけず、どっちつかずの状態に陥っていたと予想されます。
ドラマはやはり、続きが気になるような、意外な展開を期待するでしょうから、今回の場合ありがちなストーリーで面白くない、と思われたかもしれません。
「未来への10カウント」は、弱小ボクシング部を強くさせるという話なので、最初の大会は惨敗するものの、最後は勝利をおさめる、という展開が予想されます。
そんなわかりきったストーリーとなると、見る気が失せてしまうのが人間心理ですね。
また、脚本家が木村拓哉さん主演ドラマ「HERO」を手掛けた福田靖さんだったので、余計に期待が大きかったこともあると思います。
スポーツドラマならではのドキドキするストーリーがないので、つまらないと感じる人が続出したようです。
主演が木村拓哉さんだからこそ、期待値が高く、ふたを開けてみたらあまり面白くない・・・という意見が多数あるようですね。
とはいうものの、面白いという意見もあるので、最終回に向けまた盛り上がってくる可能性はあると思います。
まとめ
今回は、未来への10カウントの打ち切り報道について、紹介しました!
テレ朝は視聴率低迷による打ち切り説を否定しており、当初から9話完結のスケジュールだったそうです。
木村拓哉さん主演ドラマにしてはつまらない、という意見もあるようですが、期待値が高すぎたのかもしれません。
今後の放送にも注目ですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。