40歳という若さでこの世を去った、俳優の松田優作さん。亡くなってから何十年たっても、カリスマ的人気を誇っていますよね。
そんな松田優作さんの妻は松田美由紀さんということで知られていますが、実は前妻との間に長女が誕生していたのです。
今回は、松田優作さんの前妻や長女について、調査しました!ぜひ、最後までご覧ください。
松田優作の前妻は松田美智子!
松田優作さんの前妻は、ノンフィクション作家で推理小説家の松田美智子さんです。
松田優作さんと離婚後はシナリオライターを経て、ノンフィクション作家として松田優作さんをつづった『永遠の挑発』を執筆しています。
松田優作と松田美智子の馴れ初め
松田優作さんは、1971年、金子信雄さん主催の劇団「新演劇人クラブ・マールイ」に入団し、先に入団していた美智子さんと出会います。
すぐに交際に発展した2人は、美智子さんのアパートで同棲を始めました。
しかし、半年ほどたったある日、美智子さんのお母さんが上京し、松田優作さんの身辺調査をしたのです。
すると、松田優作さんが非摘出子で、実家が複雑で警察沙汰になったことがあることが発覚します。
さらに、松田優作さんが韓国籍であることも判明したのです。
松田美智子さんは、母親からこの事実を聞かされて驚くも、以前「本当のことを知れば、おまえは俺から逃げていく」と言われたことを思い出します。
そのため、美智子さんは松田優作さんに母から聞いたことを伝えずに、同棲生活を続けました。
その後、松田優作さんがドラマ「太陽ほえろ!」でブレイクし、お兄さんが自宅に訪ねてきます。
すると、「兄ちゃん、国籍のこと話したのか」「わしが話す前に全部知っとった」というやりとりが聞こえてきました。
そして松田優作さんは、「知っててそれでも一緒にいてくれたのか・・・」と、涙ぐみながら感謝を伝えました。
その後、松田優作さんは、日本に帰化するべく、美智子さんに協力するよう頼みます。
過去にも松田優作さんが帰化申請をしたのですが、実家が、水商売をしていることで却下され、美智子さんの養子になることを考え付いたようです。
そして、美知子さんは自民党員だったお父さんに頼み、総理大臣に働きかけ、日本帰化に尽力したのでした。
その結果、松田優作さんは日本国籍を取得し、1975年に2人は結婚することとなりました。
その翌年には、長女の紗綾さんが誕生します。
松田美由紀の不倫略奪婚
しかし、松田優作さんと松田美知子さんは、1981年には離婚することとなってしまいました。
原因は、松田優作さんと松田美由紀さんのW不倫でした。
1979年、松田優作さんがドラマ「探偵物語」で、美由紀さんと出会い、激しい恋に落ちてしまったのです。
当時松田美由紀さんは18歳だったのですが、松田優作さんは「今まで見たことが無いエキセントリックな女」「この女から離れられない」と感じたそうです。
当時美由紀さんも結婚していて、旦那さんがいたので、W不倫ということになりますね。
お互い恋に落ちますが、松田優作さんは娘がいたこともあり、美智子さんと離婚する気はありませんでした。
そんなある日、なんと松田優作さんは、美由紀さんを自宅にまで連れてきたのです。
そのとき美智子さんが2人に小説を勧めたのですが、思ったのと解釈が違うことを伝えると、「ほらな、つまらないことをいう女だろう?」と松田優作さんがリアクションしたのです。
このときに美智子さんは、すでに気持ちが美由紀さんにむかっていることを悟りました。
それ以降も美由紀さんへの賛美を続けた松田優作さん。とはいっても、娘がいるので離婚しないと言い続けていました。
すると美由紀さんの堪忍袋の緒が切れ、松田優作さんの自宅に押しかけ、「結婚できなきゃ死んでやる」と、手首を切って自殺を図りました。
松田優作さんも板挟み状態に悩み、自殺を決意してバイクで海岸まで行ったことがあるそうです。
しかし、ふとお母さんの声が聞こえたような気がして、自殺を思いとどまったそうです。
そして、最終的には松田優作さんが家を出て、美由紀さんと同棲し、長男の松田龍平さんが誕生したことをきっかけに、籍を入れたのでした。
松田優作の長女・紗綾の現在は?
松田優作さんの長女・紗綾さんは一般人のため、ほとんど情報がありませんでした。
美智子さんは離婚してからも、松田優作さんの意向があり、名字を変えずに松田姓を名乗り続けています。
これについて批判を受けたこともあるそうですが、あくまで松田優作さんの意向のようですね。
「今後、優作について書くことはないと思います。私の読者には、私が松田優作の妻だったことを知らない人も多いようです。このまま、またそういう状態に戻って小説やノンフィクションを書き続けたいです」
女性自身
美智子さんとの間に誕生した娘の紗綾さんは、芸能界とは無縁の仕事をしており、すでに結婚してお子さんも誕生しているようです。
松田優作さんが亡くなったのは、紗綾さんが中学生になった年だそうで、両親が別れる経緯を、メディアで知ったとか。
そのため、紗綾さんは、松田優作さんを忌み嫌っているとか。
松田美智子さんは「あなたのことをものすごく愛してた」「養育費も払ってくれた」と話しましたが、むしろ反発していたそうです。
それ以降も、「松田優作の娘」ということを、知られないように生きていたそうですよ。
まとめ
今回は、松田優作さんの前妻や長女について、紹介しました!
前妻の松田美智子さんはノンフィクション作家で、松田優作さんの日本国籍取得にも貢献していたようです。
松田美由紀さんの不倫略奪婚の末に離婚し、長女の紗綾さんは一般人で、結婚してお子さんもいるようです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。