2021年10月31日のハロウィンの夜8時頃、東京・調布市を走行中の京王線の電車内で、男性が刃物で乗客を刺して、出火騒ぎになりました。
犯人についての情報をまとめました。
京王線刃物男は誰?:ハロウィンの夜にジョーカーの仮装で犯行の動機は?
京王線刺傷事件は、2021年10月31日の8時頃に起きた事件で、20代の男性が凶器の刃渡り30センチの刃物で殺傷し、ペットボトルから油の様なものを撒いて火を付けました。
1人が意識不明の重体となり、16人が重軽傷を負っています。
京王線刃物事件の犯人は20代の 服部恭太容疑者
- 名前:服部恭太
- 年齢:24歳(犯行当時)
- 出身:福岡県福岡市
- 仕事:6月で退職
服部容疑者は福岡市出身で、市内の団地で母と妹と暮らしていました。
福岡県内の高校では空手部の主将を務めていたそうです。
高校の同級生だった女性の母親によると、
「誰かとべったり仲が良い子ではなく、どちらかというと目立たない子だった」。
高校卒業後は介護関係の仕事に就くと聞いたという
事件後の服部恭太
事件後、服部恭太容疑者がバットマンの悪役「ジョーカー」の仮装をし、事件後右手にナイフを持ちながらタバコを吸っている様子が撮影されています。
犯行をハロウィンの夜に計画した事も、ジョーカーに扮して実行したかったという犯人の自己顕示欲が現れている様に思います。顔は敢えて変装を行わず、自身の顔を露出させたかったのでしょうか?
服部恭太容疑者のSNSアカウントは?
服部恭太容疑者のものか分かりませんが、「服部恭太」さんのInstagramのアカウントが1件ありました。
ワンピースのキャラクター、コラソンをアイコンに使用しています。
事件後に車内でタバコを吸っていた服部恭太容疑者を何となく連想させますが、本人のものかどうかは確認できませんでした。
投稿内容は、2件のみで、2015年から更新されていません。
京王線刃物事件: 服部恭太容疑者 の犯行動機は?
服部恭太容疑者は、犯行を認めていて、
人を殺して死刑になりたかった
2人以上殺せば死刑になると思った
小田急線の事件を参考にした小田急線の事件ではサラダ油がまかれ、火がつかなかったからライターオイルをまいた
などと供述している様です。
小田急線刺傷事件とは、2021年8月6日に小田急線内で起きた無差別刺傷事件を指しています。
36歳の対馬悠介容疑者が「幸せそうな女性を見ると殺してやりたい」「女性なら誰でもよかった」などと発言していました。
この事件を参考にし、 服部恭太容疑者も鉄道内での無差別殺人を計画していたものと思われます。
また、その後の供述で、本人が着ていた服については、仮装ではなく私服だと話している様です。
まだ詳しい動機は不明です。電車には渋谷で乗ったと供述しており、明大前で乗り換えて、下り電車に乗り調布駅へ。
そしてまた調布で、上りの電車に乗って犯行に及んだようです。なぜまた上りに乗ったのかは不明です。
映画を模倣した可能性はあると思いますが、服部容疑者は『ハロウィーンの仮装とは関係なく、私服だ』と話しているようです
文春オンライン
京王線刃物事件の乗客の声
ハロウィンだからそういう若者もいるんだなと思っていたけど、後ろを見たら様子がおかしくて、一番後ろの方に刃物を振り回している男性がいて
(Q.持ち物は)長いナイフのようなものを持っていて、それに鮮血がついてるような感じ」
液体をかけられた男性の妻:「(Q.どういう状態で被害に遭った)座っていて、液体をかけられた」「(Q.ペットボトル)だと思う」「(Q.表情は)犯人は無表情だったことしか」
まとめ
2021年10月31日の ハロウィンの夜に京王線内で起きた無差別刺傷事件についてまとめました。