どんな役柄も演じきる演技派俳優・浅野忠信さん。ハリウッド作品にも進出し、世界を舞台に活躍していますね。
そんな浅野忠信さんですが、家族について何かと話題になっているようなんです。
今回は、浅野忠信さんの家族について、調査しました!
浅野忠信の父はアノレの創業者・佐藤幸久
浅野忠信さんの父・佐藤幸久さんは、浅野忠信さんが所属していた芸能事務所「アノレ」の創業者です。
佐藤幸久さんは、もともと一般企業の営業マンで、芸能プロダクションに転職します。
1996年にアノレを設立する前は、コメディアンの石倉三郎のマネージャーを務めていました。浅野忠信さんが独立するにあたり、事務所を設立します。
当初は弱小プロダクションでしたが、だんだん業績を伸ばし、新井浩文さんや三浦貴大さんら、実力派俳優が所属するようになりました。
父は浅野忠信さんに、ドラマ『3年B組金八先生III』のオーディションを勧め、そのことがきっかけで俳優となります。
当初は、テレビの機械的なサイクルが性に合わず、バンド活動に熱中していました。
このことで父親と大喧嘩になってしまい、俳優を辞め宣言までしていますが、祖母が間をとりもって和解したそうです。
そんな幸久さんは、2017年11月30日、違法薬物の疑いで警察に逮捕されてしまいます。
反省の色を見せていたようにみえた幸久さんですが、2018年6月30日に、再度覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されてしまいます。
2017年に逮捕された際は、懲役2年執行猶予5年の有罪判決を受けています。執行猶予期間だったのにも関わらず、職務質問を受けて覚醒剤使用が見つかります。
浅野忠信さんとしては、父親の社会復帰を支えていく中で、父の事務所に所属しているのは、印象が悪いと考えたのかもしれません。
2021年10月1日、「アノレ」のホームページにて、「私、浅野忠信は2021年をもちまして、アノレの所属から離れることを決めました。」と、事務所を退所することを発表しています。
今後は以前から立ち上げていた自身の会社「DOMOIZU」で、俳優として活動を続けていくそうです。
さらには、一緒に事務所を支えていた実の兄も、共に事務所を離れることとなりました。
「アノレはもともと、浅野さんと新井浩文さんが二枚看板でした。ところが2019年に新井さんが強制性交等の容疑で逮捕されて契約解除となってからは、浅野さんが事実上一人で支えてきました。芸能事務所はどこもコロナ禍の影響を受けていますが、特にアノレの経営は右肩下がりで、昨年末は約2000万円の赤字決算になっています。浅野さんが退社するとなると、今後が心配になります」
Yahooニュース
突然の年内独立となると、普通であれば大ニュースとなりますが、ひっそりと退社を発表していたため、知っている人はほとんどいない状態です。
ただ、浅野忠信さんのマネージメントについては、アノレが今後も関わっていくといいます。
息子たちを巻き込んでしまった父の罪は、計り知れないですね・・・
浅野忠信の母・順子は米軍と日本人のハーフ
浅野忠信さんの母・浅野順子さんは、画家として活動しています。画家としては、個展を開くこともあり、本格的に活動しているようです。
さらに、渋谷区神宮前にある「ROEN」というラウンジバーで、バーテンダーもしているそうです。
順子さんは、母が日本人、父が北欧系アメリカ人というハーフ。浅野忠信さんは、クォーターになります。
順子さんは、20歳で幸久さんと結婚していますが、現在は離婚しているようですね。
順子さんと幸久さんは、横浜の遊び仲間同士だったそうです。
「私が19歳のころだったかな。あちらから猛アタックされて、付き合うようになったんだけど。私自身がちゃらんぽらんな性格だから、結婚するなら彼ぐらい真面目な人のほうがいいかなって」
ぶっ飛んだ10代を卒業した順子さん。結婚後は一転、家庭に入り、長く専業主婦として過ごす。
「私、仕事ってのが苦手なのよ。決まった時間に出社するとか無理、って(笑)。そもそも飽きっぽいの。(佐藤さんと)離婚した後は仕事もしたよ。だけど、3年と続かないのよ(苦笑)。でも、主婦業だけは23年間、子どもたちが成人するまで、きっちりやりました」
Yahooニュース
浅野順子さんは、21歳で長男を、23歳で次男・浅野忠信さんを出産しています。まだまだ遊びたい盛りに、子供たちを出産していたのですね。
浅野忠信さんが小学生のときには、ドライブに連れて行くために学校を休ませたりと、型にはまらない母親だったみたいですよ。公園でビキニ姿で日光浴しているような自由な女性だったみたいです。
また、両親がそろってディスコに行ってしまい、浅野忠信さんが近所の人に「お母さんがいなくなった!」と泣きついたこともあるとか。
そんな環境で育ったためか、浅野忠信さんは自らを「ヒッピーの子どもとして生まれた」と、話していました。
浅野忠信さんはクオータ―なので、幼少時は金髪に近い髪色でした。とても綺麗なお母さんですね!
浅野忠信の兄は久順・KUJUN
浅野忠信さんには、2歳年上の兄・久順(ひさとし)さんがいます。
兄・久順さんは、『KUJUN』という名前で、音楽家として活動しています。アーティスト・DJ・ドラマーといった、多才な面を持っています。
兄弟はとてもよく似ていて、そろってイケメンです!
「KUJUN」というのは、本名の「久順(ひさとし)」の読み方を変えて、芸名にしたみたいですね。
また、俳優としても映画『眠らない街・新宿鮫』で、デビューしていました。
その後も、映画やドラマに出演していましたが、1997年頃から音楽活動を本格化させ、「KUJUN」として活動するようになります。
映画作品で音楽を担当したり、携帯電話のサウンドデザインや、アートの祭典にメインアーティストとして招待されています。
数々の日本人初となる快挙を成し遂げているようです。
浅野忠信さんとお兄さんは、とても強い絆で結ばれています。浅野忠信さんは「お兄さんが大好き」と話しており、「兄を愛しすぎる男」なんて呼ばれたこともありました。
実は、両親が若いころにとても奔放な生活をしていたことから、幼い兄弟はなにかと振り回されてきました。
そんな中、クオーターの浅野忠信さんは「外人!外人!」と周りからいじめられたことがあったのですが、お兄さんがいつも守ってくれたそうです。
そのため、浅野忠信さんにとって、お兄さんが両親代わりのような存在で、お兄さんもまた、浅野忠信さんをとてもかわいがっていたそうです。
父が逮捕されてからは、浅野忠信さんと兄が所属事務所を担っていましたが、このたび2人そろって事務所を退所することとなってしまいました。
実力派の俳優が多数所属している事務所ですので、これからもぜひ存続してほしいですね。
まとめ
今回は、浅野忠信さんの家族について、紹介しました。
両親と兄の4人家族で育ち、父は所属事務所「アノレ」の設立者でした。
母はヒッピーでかなり自由奔放な性格でしたので、2歳年上の兄が両親代わりだったみたいですね。
今後の活躍も楽しみですね!